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カテゴリ:食べるアンチエイジング
みなさん、こんにちは。
もうぼちぼちお盆休みという方が多いのでしょうかね? 暑い毎日が続きますが、お元気でおすごしでしょうか? そうそう、私の本「アンチエイジングの鬼プレミアム」ですが、 このたび5刷りめの重版が決定いたしました!! 発売から1年が経とうとしているのに、この出版不況の中、今もジワジワと売れ続けているようです。 めまぐるしく新しい本が続々と出てくる中で、こういう長いスパンで読まれているというのは、一生懸命書いたので本当に嬉しく思います。 さて、今週のMY田んぼの様子です。 分かります?穂がついているんですよ、穂が!! わーい、嬉しいな!! 成長障害がある箇所が一部あるのですが、それ以外はむしろ一般的な稲より力強く、ずいぶん立派です。 水草を次回もっとちゃんと取れば、あとはそんなに生えてこないと思うので、成長を見守るだけだなー 10月のはじめ頃稲刈り予定です。 早くMYお米のご飯食べたいな~♪ 収量が多ければ、またプレゼントいたしますね。 そうそう前回の枝豆プレゼント、約半日という短い期間でしたが、なんと116名もの方から応募がありまして、抽選で3名の方に送らせて頂きました。 その中の一人の方が、ブログに感想と写真を載せて下さったので、リンクさせていただきます。 sweeter 残念ながら今回はお送り出来なかった多くのみなさま、温かいメッセージを本当にどうもありがとうございました。 さて、前回書いたトランス脂肪酸の件に続きまして、山田豊文先生の講演で面白かったのは、やはり断食のことですね。 これまで、私も断食の効果や方法についてブログや本に書いてきましたし、鶴見先生も鶴見式断食で多くのガンの患者さんを救ってらっしゃるので、断食のすごさについては理解していたつもりでしたが、山田先生のお話や本を読むと、またあらためて断食の別の魅力が見えてきました。 それは、断食の「脳」や「神経」への効果です。 例えば山田先生が断食指導した現役時代の落合博満選手の場合は、40歳をすぎてから衰えていた動体視力が、断食によってぐぐっと復活したそうです。 細胞の余分な脂肪が落ちて、神経伝達が早くなるそうなんです。 事実、落合選手は断食後、43歳で21本もホームランを打ったそうですね。 断食をすると、肝臓に蓄えられたグリコーゲンやアミノ酸から体内でブドウ糖を作ります。 アミノ酸も尽きてしまうと、今度は筋肉からアミノ酸を取り出して肝臓に送ってブドウ糖を作り、その後、脂肪組織からグリセロールを取り出して、肝臓でブドウ糖を作ります。 この時に脂肪組織にある脂肪酸のほうはどうなるかというと、肝臓でケトン体になるというんですね。 このケトン体は脳でブドウ糖の代わりにエネルギーとして使われるそうなんですが、このケトン体が増えると、脳ではアルファー波が多く発生するそうなんですね。 アルファー波が発生している時、脳はリラックスしていながら、集中力が高まるという理想的な状態になるそうです。 要は、断食によって、脳がバージョンアップするそうなんです!! うーん、ワクワクする話。 どうりで断食すると、ある線を越えると、妙にすがすがしい気分になってくるわけだ。 ただし、脂肪をちゃんと燃焼させてケトン体を発生させるには、マグネシウムなどのミネラルやアミノ酸も必要なので、水だけの断食では効果が薄いとのこと。 自家製で出来るものとしては、にんじんやキャベツやバナナなどをジューサーにかけて、豆乳、ハチミツ大さじ1杯など加えたジュースを3食の代わりに飲むというような方法でも良いそうです。 ファスティング用のジュースなども市販されているようですが、私はどうにもこれは受け入れがたいんですよね。 なぜなら、70度に加熱されているので酵素が働かなくなっている上、野菜と果物を発酵させるために砂糖を使うのでとにかくショ糖が多い! なんと100g中、半分も糖質ですから、甘い甘い。 確かにこれだけ甘いと低血糖には落ちないので、断食は楽だろうとは思いますが、何もショ糖をこんなに摂らなくてもと思ってしまうんです。 だったら、上記のようなハチミツ入りのジュースのほうが、まだいいかなと思います。でもハチミツ大さじ1杯は入れすぎな気もしますが。 私は、断食の時はにんじん、大根、きゅうりなどのすりおろし野菜を摂りますが、最近はそれにプラスして以下のドリンクを摂るというのもいいなと思っています。 昼→ニンジンとリンゴと黒酢ジュースにチアシードを大さじ1杯入れたもの(コップ1杯) 夕方→甘酒を50g チアシードはオメガ3脂肪酸が60%も含まれている上、必須アミノ酸も多いし、脂肪を燃焼させてくれるアミノ酸も多いし、ビタミン、ミネラルも豊富だけど消化がとても良い上に、7倍に膨れるから満足感もあります。 ニンジンにも糖質が多く、黒酢にはアミノ酸が多く含まれています。 甘酒も、ブドウ糖が多いから低血糖を防止できる上、必須アミノ酸やパントテン酸、ビタミンB1、B2、B6、ビオチミンなど必須ビタミン類が多く含まれています。 これ以外に、ミネラルウォーターを最低1Lは摂るのですが、ここに体内のミネラルバランスに近いフィトエナジーミネラル(野生植物を焼いたミネラル)や、有害重金属を排出してくれるゼオライトを少し入れて飲むと、更にベストです。 こういった野菜おろし断食は、私はちょっと腸の調子がイマイチだとか、肌荒れしたとかいう時に、1日だけ行っています。 上のは鬼流ですが、鶴見式の断食方法は、鶴見先生の本に載っています。 最新刊はこちら↓ 個別のレシピは、実際先生の診察を受けると作ってくれますよ。 ↓こちらも同時期に出た最新刊。感激なことに、参考文献に私の本を入れて下さっています(感涙) 断食には有害物質を排出させる作用もあるのですが、山田先生の話を聞いていて、あらためて嫌になってきたのは「ダイオキシン」の話ですね。 ウクライナの大統領候補だったビクトルユーシェンコ氏が敵陣にダイオキシンを盛られて、顔が恐ろしく急変してしまった写真を見せてもらいました。 この事件はニュースで知っていましたが、毒がダイオキシンだったとは知りませんでした。 かなりの濃度だったというから、大型魚などから口に入るダイオキシンとは比較になりませんが、顔が一挙にものすごく変わっています。 すごい量を摂り一挙に顔が変わったから、害が分かりやすいですが、 これじゃ確かに微量でも、微妙に少しづつ少しづつ美容にも影響があるのではないか?という気がしてきました。 特に日本では、他国に比べてダイオキシンの汚染にさらされやすい環境にあります。 この狭い国土に、ゴミの焼却施設がアメリカの12倍、オランダの171倍もあるのです。 大型魚だけでなく米や野菜、家畜の体内に蓄積され、人間の体内では脂肪に蓄積され、女性の場合は特に母乳に凝縮しますし、子宮内膜症の一因ではないかとの疑いももたれています。 ダイオキシンを排出するには、米ぬか繊維が最強だと言われています。 ダイオキシンを吸着する繊維 米ぬか繊維 86.6% はくさい繊維 51.6% そば繊維 71.9% 大豆繊維 49.1% ほうれん草繊維 71.6% 大麦繊維 47.8% 大根の葉繊維 70.2% 大根の根繊維 44.8% ごぼう繊維 53.8% コーン繊維 42.2% キャベツ繊維 52.5% にんじん繊維 38.7% 私は精米した米ぬかを豆乳に溶いて、ちょっとアガベシロップを入れて時々飲んでいます。 こういう新鮮な無農薬の糠が手に入らないという方はブラウンギャバがオススメです。 米ぬかのサプリメントはいろいろありますが、農薬は胚芽の部分に溜まりやすいので、無農薬のお米から出来たサプリメントでないと怖いと思っています。 毎日玄米を食べるというのは、消化に悪くて私はオススメしませんが、一週間に1度くらい玄米を食べるというのは、ダイオキシン排出の面から見ると有効だと思います。 その他、大豆や大根、キャベツやにんじんの繊維もいいですね。 ただし、すでに体内に入って脂肪に蓄積されてしまっているダイオキシンに関しては、やはり断食でないと排出を促進できないのではないかと思います。 断食で脳を新しいステージへ! そして細胞毒を排出したいっ!! ↓楽しく読んでいただけましたら、1クリック応援して下さると嬉しいです! 人気ブログランキングに1票投票する お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年08月11日 23時20分56秒
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