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アンチエイジングの鬼

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2013年04月25日
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みなさま、こんにちは。
季節外れの雪が降る地域があったり、ちょっと不思議な春ですね。

わたしは先週、神奈川から世田谷区へと引っ越しました。
まだダンボールの山積みの中で、このブログを書いています。

またマンションなんですが、とても古いマンションなので庭が広くて40平米もあります。
それを見た時、ここで畑が出来るなー!と。
神奈川でも畑をやっているのですが、そこは今は土壌改良のために小麦畑になっているので、日ごろ食べるレタスとかの葉物系野菜を、庭で育てることが出来たらと思いました。
土を測ると、200ベクレルありましたので、また少し土を削って、上からベクレルフリーの土を盛り、すでに種蒔きして、カブやサニーレタスは芽が出ています。

息子は転校を嫌がるかと思ったのですが、まったく嫌がらず3日くらいで新しい学校にもすっかり馴染んでしまい、むしろ前より楽しいみたいでウキウキと通っています。
学校が楽しいからって、すごく早い時間から登校するんですよ。
そんな早く行って何してるのかと聞いたら、友達とウサギを見たりしていると言っていました(笑)
子供の頃人見知りだった私とはまったく似ていなくて驚きますが、とにかくよかったです。

あいかわらず目まぐるしい日々です。
料理の本の色校正が上がり、最終チェック中。
全ページカラーなのですごくきれいな本で、5月22日発売です。

ga

7月にもう1冊新刊が出るため、それもやっています。
こちらは漫画家の方が、私のメソッドを漫画化して書く感じで、しかもその漫画がコテコテの昔風な少女マンガで、私自身がキャラクターで出てきて、なんというかちょっと笑える感じでかなり面白いです(笑)

そしてそして、実は5月半ばには、ものすごい美容液を出すので、今その撮影やらwebページなどの準備がすすんでいます。

ICHIGO

これ何だとおもいます?
イチゴです、イチゴ。イチゴ丸ごとを美容液にしてしまったものです。

私の化粧品を作ってくれている方は、本当に面白い方で。
ただ安全なコスメを作るだけでなく、新しいいろんな研究をしているのです。
薬剤師さんで元々は大学で薬学の研究をしていた人なのですが、微生物で放射性物質を無害化する研究をしていたり、ゼータ電位やソマチッドの研究をしていたり、もう話をしていると楽しくて仕方ありません。
ハーブや精油にもめちゃめちゃ精通していて、香りの感性は尋常ではありません。

そして、ずっとされてきた研究の1つが、このたび実を結びました。
それが、植物の中の生体水を丸ごと取り出すということです。

普通、芳香蒸留水と精油を作るには150℃以上加熱され、植物を通過した水蒸気を急激に冷やすことで精油成分と蒸留水成分が分かれて取り出されます。
これが通常のフローラルウォーターです。
ところが、これをわずか35度という低温でやってしまったんですよね。


山の上など、標高が高く気圧が低い場所でお湯を沸かすと、通常より低い温度で沸騰します。
この原理を利用して蒸留器を減圧していくと、なんとわずか35度という人間の体温程度の低温で植物を蒸留することが出来たのです。



この方法で取り出された生体水は、通常の100度以上に加温された芳香蒸留水や搾っただけの果汁を超えた存在です。
通常の蒸留水はほとんどが水ですが、この水は、ほぼ100%が植物の中に存在していた成分だけで出来ています。
果肉以外のものは、香りの成分すら生体水のほうにほとんどすべてが濃縮して取りこまれますので、普通のフローラルウォーターの香りよりずっとずっと濃い香りです。
なんというか、フローラルウォーターじゃなくて精油のほうみたいな感じですね。


35度までしか加熱していないので酵素が壊れずに残っていることも大きな特徴です。
それに熱に弱いビタミンなどもほとんどそのまま存在しています。



kt

↑ちぎったキャベツの葉を土に置いておいて、そこにキャベツからこの方法で取り出した生体水を、霧吹きでスプレーしていたら、なんとキャベツから根っこが生えてきたそうです。
普通、あり得ませんよね?
要するにこの生体水は、その植物を生かしていた生きた栄養と酵素がそのまま含まれた、命の水ではないかと思うのです。

果物で作るのがおすすめだと聞いて、絶対イチゴがいい!って叫びました。
ちょうどその頃イチゴが旬だったのと、なんせイチゴなら香りが最高な上に、ビタミンCも多いし、美白に嬉しいエラグ酸とかも豊富じゃないですか。
嗚呼、なんて素敵なんだろうと、すでにうっとり。

ichigo2

↑EM農法の無農薬のいいイチゴが手に入ったからと、さっそくイチゴの生体水を作って頂きました。
送られてきた生体水は、もう想像以上にあまりにもイチゴ!
イチゴそのものの香りです。
生体水は飲んでもめっちゃ元気になるそうなのですが、肌につけてもすごく浸透が良いのが驚きでした。

この方法で取り出した生体水は「表面張力」がとても低いことも特徴です。
液体には表面を出来るだけ縮めようとする性質があり、その力を表面張力と言います。
同じ体積で表面積が一番小さいのが球形なので丸い水滴が出来るのです。
丸くなる力が強いことを表面張力が高いと言います。


分子の運動が活発になると表面張力が低くなるのですが、この生体水は活性が高く生きているので表面張力がとても低いそうです。
表面張力が低い水は、すごく肌への浸透が良くなります。



表面張力が低いから、精油など本来なら水の中では分離するような成分が分離せずに、そのまま水の中に溶け込むことが出来るのです。
何から何まで、常識を超えたところにあるものだなーと思います。

この生体水は化粧水として使うより、美容液にする方が更に効果が上がると聞き、今回はヒアルロン酸や希少なブナのハチミツ、ハマナスのエキスなども入れてもらい、トロリとした美容液に仕上げて頂きました。香りはもろにイチゴです。
美容液の試作を使ってもう1か月半くらいたちますが、かなり透明感が出てきました。

ただ、これは旬の国産無農薬イチゴだけを使っているので、数に限りがあります。
作れるのは500個だけです。
でも、この方法でいろいろな無農薬フルーツから生体水を取り出せるので、その季節の旬のオーガニックフルーツで作るシリーズにしようと思っています。
その季節のもぎたてのフルーツの、酵素が生きた生命水で美容液を作る!
嗚呼、もうワクワクしてきました\(~o~)/


ところで、この表面張力についてもう少しお話します。
食器を洗う時、水よりもお湯のほうが汚れが落ちますよね?
あれは水よりお湯のほうが表面張力が低いからなのです。
水よりお湯のほうが界面活性力も高くなります。
だからお湯の方がいろいろなものがよく溶け込み、混ざります。

表面張力が低い水と言うのは、体内の余分なコレステロールや中性脂肪や、脂肪部分に蓄積されているダイオキシンや農薬などの有害物質を排出するパワーがあると言われています。
ただ、だからってお湯を飲んでも、お湯は体内に入って冷えてしまいますから、すぐに活性は落ちます。

減圧蒸留の植物の生体水は、常温でありながら活性が高くて表面張力が低いということが最大のポイントです。
この生体水には遠く及びませんが、実はミネラルウォーターの中にも、こうした表面張力が低めの水があります。

☆アラスカ氷河の水 クリアアラスカングレイシャル
pH7.9-8.1 硬度81mg/L
25000年前にできたエクルートナ氷河より採水し 外気に触れることなくボトリングされた珍しい氷河の水。
界面活性力、酵素活性値も高い。



☆リシリアナチュラルミネラルウォーター
pH値 7.7 硬度14.1mg/L
北海道の利尻富士に降り注ぐ雨や雪解け水が地下に浸み込み、永い年月をかけて地下でゆっくり育まれた湧き水。
ケイ素が多く界面活性力、酵素活性力も高い。




酵素活性とは、活性酸素を消去するSOD酵素を活性化させることが出来る水だということ。


松下和弘博士と国立感染症研究所(厚生労働省)の主任研究官であった加藤賢三博士と共同研究で、飲んだ水は1分間で脳と生殖器にいき、皮膚には10分後に到達し、心臓や肝臓などの臓器には10分~20分後にいくことが分かっているそうです。



野菜や果物、食べ物ももちろん大切ですが、そもそもの話として、私たちの身体は70%は水で出来ています。
そう考えると、つくづく水って大事だなーと思いますね。
ミネラルウォーターや飲み水のことだけでなく、食べものに含まれている水や環境中にある水、すべてが重要です。

地球上にある水は、増えも減りもしません。いつも同じです。
地球上の水は、固体(氷)、液体(水)、気体(水蒸気)の3つに姿を変えながら、空と陸、海とのあいだを行ったり来たりしています。
農薬や放射性物質、化学物質で環境を汚すことは、やがてはすべて私達自身にかえるということ。


地球上の水も、体の中の水もきれいにしたい!!
そして酵素が生きた、いのちの水で肌もイキイキさせたい!!



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Last updated  2013年04月25日 17時29分51秒
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