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カテゴリ:食べるアンチエイジング
みなさん、こんにちは。
ものすごく長らく更新が遅れてしまいまして、本当にごめんなさい! 先週は1週間ニューヨークに行っていました。 以前よりいろんな方からニューヨークはオーガニックへの意識が高い方が多く、食事のスタイルを変えることで健康を保とうとする方が多いと聞いていました。 2007年からいち早く「飲食サービス業者は、1人前当たり0.5 g以上のトランス脂肪酸を含む部分水素添加植物油脂、ショートニング、又はマーガリンを含む食品を、保管、使用又は提供してはならない。」という条例を出して規制したことも、衝撃的な英断でしたし、ローフードブームもニューヨークから火が付きました。 全米で200店舗以上も展開して大人気のオーガニック大型スーパー「ホールフーズマーケット」もホールボディーも合わせると3店舗あり、ニューヨークでも大流行と聞いていました。 ニューヨークには22歳くらいの時に1度行きましたが、その時は全然そんな印象もなかったため、ぜひ一度じっくりオーガニック事情をこの目で見てみたいという思いがあり、思い切って出かけることにしました。 まぁ、結論から先に言いますと・・・ 大変勉強になることは多かったものの、エナジー的にはかなり疲れてしまいました。 あまりの大都会、あまりの人工的な世界。 もちろんそれは東京も同じなんですけどね。 お買い物が大好きな方が来たら、それこそ楽しいんでしょうけど、最近わたしは年々物欲が減少してきているため、1週間もニューヨークにいたくせに、買ったのはローチョコレートとその日食べるオーガニック食品とホールフーズマーケットのエコバックだけという・・・もう、こういう人はニューヨークに行っちゃいかんよね。自分でもあきれるわ\(~o~)/ 遺伝子組み換え食品が表示義務なく蔓延するアメリカ。 工業的に大規模化されている薬漬けの畜産業界。 肥満や心臓病が慢性化しているアメリカだからこそ、知識をある程度持ったニューヨーカーたちがそこから脱却して、生き物としてのバランスを取るために、オーガニック食品やノンGMO、ローフードに救いを見出しているは、必要必然のことなのだなと思いました。 街を歩いていると、ほんとに普通にチラホラオーガニック系ショップが目に入ります。 ↑これはフレッシュオーガニックジュースなどを出すカフェですね。 ↑このカフェは泊まっていたホテルの近くで、私たちが来た頃まだ工事していたのですが、帰る前日に見たらオーガニックコーヒー店としてOPENしていました。 ↑オーガニッククリーニング店なんてのまでありました。(^o^) 環境や化学物質などに気を配ったクリーニング屋さんのようです。 ↑ウォール街にあったオーガニックフレッシュサラダをテイクアウト出来るお店。 小どんぶり一杯くらいの大きさのサラダを、並んで買っていくビジネスマンが結構いました。 ↑アメリカのオーガニック総本山、ホールフーズマーケット。 もちろん今回も何度も行かせて頂きました。 写真撮ってると、以前警備員さんに怒られたことがあるので、今回もあんまり写真撮ってないんですけど、アメリカで何かうやらましいものが何かあるかって言われたら、やっぱりこのスーパーですね。 とにかくすごい品ぞろえ。 オーガニック食品、なんでもあります。 ↑これですよこれ。 全部この調子。 ↑まぁ野菜だとまだ、規模は置いといて日本でも手に入りますけど、肉ですよね。 アメリカが肉食文化っていうのもありますけど、オーガニックミートの充実は目をみはるものがあります。 これなんか、100%牧草しか食べていない抗生物質不使用のオーガニックミート。 ふつーに、ショーケース一杯いろんな種類があります。 私は3年前からアンチエイジング食文化研究の結論として、肉食の常食をやめてしまいましたが、1年に10回くらいは、まともなお肉なら食べたほうが良いんじゃないかなーと思ったりします。 そんな時日本でもこんなスーパーがあったらいいのにと思いますね。 ↑こうしたサラダバーやらスープバーやらパスタバーなんかが店内にあり、いろいろ選べます。 ↑そして、2階のイートインスペースで外の景色を見ながらランチ。 味もおいしいんです♪ ↑コスメも置いてあり、多数のオーガニックコスメの品ぞろえがあります。 ↑ホールフーズの前にあるユニオンスクエアという公園では、ほとんど毎日グリーンマーケットという青空市場が開催されています。 農家が直接採れたて野菜を出店しているので、新鮮な食品が手に入ります。 オーガニック農家の出店は、全体の3割ほどかなー ↑テント内を除くと、このバラバラの形に嬉しくなります。 農家が種取りしてるんですよね、おそらく。 F1種では、こんな野菜になりませんもん。 ↑種もオーガニックスーパーでよく見かけました。 こんなかわいいパッケージ♪ ↑こちらも全米で何店舗もあるスーパー「トレーダージョーズ」。 一応微妙にナチュラル系らしいですが、中をのぞいてみましょう。 ↑このように、慣行栽培とオーガニック栽培が両方あるのがこのスーパーの特徴。 でも両者がたいして値段が変わらない! これだとオーガニックばかりが売れてしまわないんだろうか? あとで調べて知りましたが、このトレーダージョーズの約8割の商品は、自社開発のプライベートブランド商品で、人工着色料や保存料、MSG(グルタミン酸ナトリウム)などの化学調味料の使用が禁止されているそうです。 抗生物質を使っていない牛肉や鶏肉も扱っています。 消費者団体が更に高い基準を求めているようで、そのたびに取扱い基準が進化しているみたいです。 ここですよね、消費者の声からどんどん変わってきているのがすごい。 本当に力を持っているのは企業じゃない、政府でもない、私達消費者なんですよね。 ↑これも、ふつーのスーパーにあったポテトチップス。 別にオーガニックじゃないですけど、注目すべきはこのシール。 ↑よく見ると「ノンGMOプロジェクト」と書いてあります。 同じマークをどこかで見たな、と思ったらホールフードの外壁というか窓のディスプレイ。 ↑これです。 これはホールフーズマーケットもメンバーの一員として加わっている「ノンGMOプロジェクト」という非営利団体の取り組み。 http://www.nongmoproject.org/ なんとアメリカでは一般加工品の75%が遺伝子組み換え作物を含んでいるそうで、それらには表示義務がありません。 そこでメーカー、小売業者、卸売業者、農民、育種家、消費者協同で基準を確立し、独立した第三者の製品確認プログラムを作って、認証したものにはこのようなシールが貼れるそうです。 施設検査とかDNA鑑定までやるそうですよ。 なかなかやるじゃん! でも、こんなことしてモンサントとかに営業妨害だと訴えられないのかしら? だけれどもホールフーズマーケットはオーガニックスーパーながら全米で270店舗、年間7600億円もの売り上げのある、大変影響力のあるスーパーですから、なかなか手を出せないのかもしれないですね。 ただ、これはごく一部の話で、アメリカのほとんどの庶民は農薬漬けの野菜や遺伝子組み換え食品を食べているのが現状です。 日本もTPPに加盟すると、このような食品がどんどん輸入されてきます。 最近では産地の表示義務まで撤廃しろとアメリカが求めていると聞きます。 そうなると、国産のものにも産地が表示できなくなる可能性があるそうで、例えばお米でもどこのお米だか分からなくなるという怖さ。 自民党は衆議院選挙であれだけTPPに反対していたのに、政権を取ったとたん、すっかり意見を変えてしまいました。 そして憲法を改正して、自衛隊を国防軍にして、命令に従わないならその国にある最高刑が死刑なら死刑、無期懲役なら無期懲役、懲役300年なら懲役300年にすべきだとか恐ろしいことを石破幹事長なんかが言いだしています。 http://www.youtube.com/watch?v=m2BXY8684cg この選挙を逃すと、あと3年国政選挙はありません。 かなり瀬戸際のチャンスだと思います。 今週日曜日は、必ず選挙に行きましょうね!! 私は日曜は名古屋でトークイベントなので、本日期日前投票に行ってきます! そうそう、今週水曜から名古屋の高島屋のオーガニックコスメの大祭典に、私のブランドも出展しているんです。 私は土日いますし、日曜はトークをやりますのでぜひぜひ遊びに来て下さいませ! ナチュラルビューティースタイル展 日時:7/17(水)~23(火)10時~20時(最終日は18時閉場) 場所:ジェイアール名古屋タカシマヤ 10階催会場 ☆スペシャルトークイベント☆ アムリターラ代表兼開発者 勝田小百合 『オーガニックコスメとアンチエイジング』 日程:7/21(日)15時~(40分間の予定) 場所:会場内イベントスペース(入場無料) さて、最後に前回書いたミュージシャンの三宅洋平さんの札幌での演説動画を貼っておきます。 日本全国どこからでも比例区で彼に1票入れられますが、彼に入れるとか入れないとかそういうのは置いといて、一度これ聞いてみて下さい。 私は聞いてすごく勇気が湧いてきて、希望が持てましたし、なんだかワクワクしてきました。 https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=SIUTfnPwtHY ニューヨーク鬼紀行、次回に続きます! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年07月18日 05時47分44秒
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