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アンチエイジングの鬼

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2018年08月06日
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​​​​​​​​​​みなさま、こんにちは。
お久しぶりです。

あまりにも忙しい毎日で、なかなかブログを書けずごめんなさい。
九州に行ったり、名古屋に行ったり、大阪に行ったり、北海道に行ったりなかなか目まぐるしい日々でした。

西日本豪雨、本当に大変な被害でしたね。
心よりお見舞い申し上げます。
夫の実家が東広島なのですが、家や家族は無事でした。
ただ、道路や電車が封鎖されたり、田んぼの水路が遮断されたり、いろいろな爪跡を残しているようです。
毎年、息子は夏休みに広島のいとこの家に遊びに行くのを楽しみにしていますが、今年は行けません。。。
1日も早い復興を願っています。

6月、札幌のハマナス畑で、ハマナスのバラの花が満開になりました。





いつも、行くとき時期がちょっとずれていて、満開の時に行ったのは初めてで。
朝5時に起きて、朝摘みのお手伝いをして、ラボに運んで蒸留まで見届けて、出来立ての細胞水を飲んだ感動は忘れられません。

水をまったく使わず、本当にハマナスの中に巡る細胞水だけを、蒸留器を真空状態にすることで、わずか35℃で取り出すんです。
とても香り高い細胞水。
魔法のような水です。
飲んでも不思議なことが起こりますが、肌に付けても美しい肌に整えてくれます。
この細胞水で美容液とクリームを作っています。

そう、そして6月に植えた大分県、中津江村のササニシキが、もうこんなに成長しています。







すごいでしょ?
1本~2本植えなのに、この分けつ力、この茎の太さ。
まったくの無農薬、無肥料。
5年目のすごさ!どんどん良くなっています。
9月の稲刈りが、本当に楽しみです。

猛暑のため、各地で熱中症の方が相次いでいるようです。
7月の熱中症の死亡者は東京23区だけでも96人で去年の4倍だそうです。
今日も40℃以上のところもあり、注意が必要ですね。

私たちの体では常に熱が作られていますが、皮膚から逃がしたり、汗をかくことで熱を逃がし、体温は36℃前後に保たれています。
熱中症とは高温多湿な環境の中ですごしたために、体温が上がりすぎ、体の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温調節機能が働かなくなり、めまいやけいれん、頭痛、失神などを引き起こし、重篤な場合は死亡することもある病気のことです。
なぜ多湿がいけないかというと、高温な上に湿度まで高いと、汗が蒸発しにくくなり、体温が下がりにくいんです。


​​汗は、体温を下げるために出るんですが、汗が蒸発する時の気化熱で体内の熱を逃がしているので、ただ汗をかくだけじゃなくて、それが蒸発しないとダメなんです。​​​
​​これは、打ち水と同じ原理ですね。​​


一口に熱中症と言っても、実は熱失神、熱疲労、熱痙攣、熱射病といういろいろな状況があります。
体温の上昇を抑えるため、熱を外に逃がそうと体全体の血流が良くなりすぎ、血圧が下がって脳が酸欠を起こします。これが熱失神。​​

また体温上昇を抑えるために、汗をかいて体温を下げようとします。
それなのに水分補給をしないと、水分不足になり倦怠感、吐き気、頭痛などの症状が起こりますが、これが脱水症状で、熱疲労と言います。

汗で水分だけじゃなくミネラルも失われ、ナトリウム不足になると筋肉がけいれんを起こします。これが熱痙攣です。

それでもまだ体温が上がり続けると、脳に影響が及んで倒れて意識不明になります。これが熱射病というもので、かなり命の危険が出てきます。

症状としてまとめると下記で、下に行くほど重症です。
2番からは病院に連絡したほうがいいレベルだそうです。
1、めまい、立ちくらみ、筋肉がつる、汗が多量
2、頭痛、吐き気、体がだるい
3、意識がない、痙攣、まっすぐ歩けない、体温が高い

65歳以上が8割を占めるとのことですが、40代~50代も多いようですし、小学生にも亡くなる方が出ています。
乳幼児も汗腺が未発達のため、注意が必要です。
高齢者は、そもそも体内の水分量が少ないので、すぐ水分不足になりがちな上、体の感覚が鈍くなっていて暑さや喉の渇きを感じにくくなってるので、要注意中の注意です。
毎年千人近く亡くなっているそうですが、今年の状況はかなりまずいのではないかと思います。

熱中症がこんなに増えた背景には、地球温暖化のため、気温が上昇していることは、もちろん大きな理由です。
水分不足になりやすい高齢者の比率が増えたことも大きいです。
都会のヒートアイランド現象の影響もあります。


​​ただ、それだけじゃなく空調の完備や、室内と外気の温度差が激しいため自律神経が乱れ、私たち自身の体温調節機能が落ちてきているということもあると思います。


エアコンの温度を必要以上に下げすぎない、たまには湯船につかって汗をかいたり、涼しい環境で適度な運動で汗を流すなど、汗をきちんとかける体、体力のある体に日頃からしておくことも大事だと思います。

5月6月あたりに39℃~40℃くらいのお風呂に15分から20分浸かって、汗をかいておき、夏に備えておくというのも良いようです。
私は夏でも週一ではお風呂につかります。

他にも、睡眠不足や肥満の方、心肺機能や腎機能が落ちている方、前の日に飲みすぎている方、朝食抜きで空腹の方などは熱中症になりやすくなります。
気をつけて下さい。

熱中症予防に水分補給は欠かせません。
その際、ただの水分じゃなく、塩分が含まれていたほうが良いです。
ほんの少しの糖質があったほうが腸での水分吸収が良くなります。
さらに、出来ればクエン酸があったほうが、疲労回復にいいです。

以上を鑑みて、私がおすすめする手作り熱中症予防ドリンクは下記です。

1、梅酢水

用意するもの
ミネラルウォーター500ml、梅酢大さじ1弱、生はちみつ小さじ1

以上を混ぜる

2、梅干水

用意するもの
ミネラルウォーター500ml、梅干し中1(種を取る)、生はちみつ小さじ1

以上を混ぜる。
梅干しは水の中に入れてから箸でつぶすとかでOK



塩分濃度は同じくらいなので、どっちでもいいと思います。
見た目は梅酢のほうがきれいです。
はちみつは私はマヌカハニーを使い、水はojasです。

そうそう、縄文時代の奇跡の封存水ojasが、5月からナチュラルローソンでも売っています。
ナチュラルローソンがあるのは関東だけですが、出先で入手しやすくなったので私も嬉しいんです。
シリカや有機ゲルマニウム、亜鉛が多く、硝酸態窒素はゼロに等しいピュアな軟水です。



和歌山県立医大の宇都宮先生の研究で、炎天下の環境で異なった水分補給を行ったマウスちゃんで、水だけを飲んだ場合、塩水を飲んだ場合、梅干し入りの水を飲んだ場合で、一番活動量が低下せず、過酸化脂質が減ったのは梅干し入りの水でした。
梅干しって、すごいですね!

いざ熱中症になってしまった場合は、呼びかけに答えないなどの重症な場合はすぐ救急車を呼びますが、そうでない場合、あるいは待機中でも涼しい場所や日陰のある場所に移動し、衣服をゆるめ安静に寝かせます。
水分を飲めそうなら水分、塩分を補給します。

エアコンがあればエアコンなければ扇風機、うちわなどで風をあてて体を冷やし、出来れば氷のうなどでわきの下、ふとももの付け根など太い血管の部分を冷やして下さい。
アメリカの疾病予防管理センターでは熱中症患者には、15℃以下の氷風呂や冷水で、可能な限り早く冷やすことを推奨しているほど、熱中症発症後には冷やすという行為がとても重要です。

体温調節が出来ないこと、体温調節が狂うのはとても怖いこと。
そして体の60%~70%は水、5%はミネラルで出来ていることを決して忘れないで。
体の異常に、ちゃんと気づける自分であろう!



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Last updated  2018年08月06日 01時57分54秒
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