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カテゴリ:健康について
みなさま、こんにちは。
かなりお久しぶりのブログになってしまいました。 長かった梅雨もあけて、いきなり真夏がやってきましたね。 7月は雨ばかりで湿度は高いけど気温が低めで、体調を崩している方が多かったようです。 8月は、台風もまたまた来るようですし、熱中症になる方も増えているようなので、気を付けて下さいね! 私は、暑い中出かける時は、500mLのお水に梅酢大さじ1杯入れたものを持ち歩くようにしています。 最近の私は、とにかく出張が多いです。 佐賀、熊本、沖縄、北海道、大分、四国、福岡、、、、、 会社の田植え稲刈り研修やイベント以外では、原料の生産地や、製造者さんを訪ねる旅です。 日本各地で、無農薬で素敵な作物を育てている方々、昔ながらの本醸造で食品を作り続けている方々がいます。 今の日本ではマイノリティかもしれませんが、こうした取り組みをされている方々の作られるものをもっと盛り上げたい。 それを素敵なコスメにするとエイジングケアにもなるし、同時に環境も美しくなるなんて最高じゃないですか。 佐賀では、AGEソリューションクリームの抗糖化作用のニガヨモギやクレンジングのレモン、セラム用のキバナオランダセンニチを育てていただいています。 沖縄ではハイビスカス、札幌と鹿児島ではダマスクローズ、これはもうすぐ発売のあるメイクコスメになるのです。 札幌ではハマナスのお花摘みに参加してきました! 今年は8月になってもまだ咲いているそうで、大豊作です!! ハマナスは日本の在来種のバラですが、香りがとても良く、日本のダマスクローズと言えるでしょう。 花弁には、約20%もポリフェノールが含まれており、抗酸化力を表すORAC値は、なんと41000μmolTE/100gというとてつもない数値です! これをオーガニックオイルに漬け込んだインフューズドオイルは、美容オイルに、細胞水(生体水)やエキスはセラムやクリームに使っています。 熊本では、6年ほど前から6人のお米農家さんと直接契約をしています。 無農薬無肥料の自然栽培で、栽培に使用されているお水が美しいこと、そして血糖値が上がりにくくアレルギー性も低いと言われる古い品種のお米を育てていただいています。 今年は特に、「穂増」という品種に取り組んでいただいています! なんと1833(天保4)年頃に栽培されていた、熊本の在来米です。 現在の熊本県八代市で女性の農家が種取りし、その美味しさから熊本を中心に九州一円で栽培されていた歴史があります。 粒が太くて短くずんぐりした形で、噛むほど甘みが出るそうで、炊くとお日様の香りがするそうです。 「亀の尾」もそうですが、稲が倒れる「倒伏(とうふく)」や稲穂から種モミが落ちる「脱粒(だつりゅう)」が起きやすいことから、すごく美味しいのに現代では栽培されなくなってしまっているのですが、熊本の自然農の若手農家さん達が、今年復活させています。 ニュースにもなりました。 https://mainichi.jp/articles/20190612/k00/00m/040/120000c ああ、楽しみ! 早く食べたいなぁ♪ これまでも「亀の尾」「旭」など、とても古い品種のお米を作っていただいてきました。 どうして私がこんなに古い品種のお米に、こだわっているかと言いますと、古い品種のうるち米はでんぷんのアミロースとアミロペクチンのバランスが、現代のもちもちした品種改良米とは違っていて、血糖値が上がりにくいアミロースが多めなのです。 アンチエイジングの敵である「糖化」現象が起きにくいとも言えますし、昔の健康長寿だった頃の日本人が日常的に食べてきたのは、こういうお米だったというのもあります。 植物の種子の94%が20世紀に絶滅したと言われます。 気候変動もありますが、グローバル大企業が種を品種改良したり遺伝子組み換えしたりして特許を取って、農家さんの種取りを禁じ、種子市場を独占していった影響が大きいです。 日本も種子法改正で、これから種取りをどんどん規制される世の中になる危険性があります。 農林水産大臣だった山田正彦さんがこの問題にずっと警鐘を鳴らしています。 売り渡される食の安全 (角川新書) [ 山田 正彦 ] 今の政治は、私たちよりグローバル企業や大企業のほうを大切にしている気がしてなりません。 世界中でミツバチの大量死の原因とされ、規制の方向にあるネオニコチノイド系農薬の残留農薬基準値を、日本ではここ数年で大幅に引き上げてしまいました。 これは主に、日本では田園でカメムシの除去に使われます。 カメムシは稲を全滅させないし、吸われたお米はそこだけ黒くなりますが危険性はないし、味も落ちなし、出荷前の色選機ではじかれて、実際に口に入ることはほぼありません。 なのに、国の農産物検査ではカメムシに吸われたお米の等級を下げてしまいます。 黒いお米が1000粒に2粒混じっただけで、等級が落ちます。 価格差は60㎏あたり600円から1000円。 お米の買取価格はそうでなくても下がっているのに、農家さんにとってこの差は大きいです。 だからネオニコを使います。 実害のないカメムシ殺虫のために、ネオニコが使われ、ミツバチが死んでいく。 ミツバチは植物の受粉に大きく関わっているので、ミツバチが死んでいくということは、私たちが食べるものもやがてなくなるということです。 だから私たちは、無農薬でがんばる農家さんのお米を、農家さんから直接買い付けして販売しています。 国がこういう農家さんやお米や環境を守らないのなら、私たちがやるしかありません。 さて、、、 ネオニコチノイドも問題ですが、除草剤の主成分「グリホサート」の問題もなかなか深刻です。 除草剤をかけても枯れないように遺伝子組み換えされているGMO作物にセットで使われ、日本ではGMOじゃくてもガンガン使われています。 グリホサートに関しては、2015年にWHO外部組織であるJARC(国際がん研究機関)が毒性や発がん性の懸念を発表。 2017年6月には、米国カリフォルニア州環境保健有害性評価局(OEHHA)が、同州で定める通称プロポジション65のリストに発がん性物質としてグリホサートを加えました。 そして2018年には、カリフォルニア在住の男性が、 「癌になったのはグリホサートが主成分の除草剤「ラウンドアップ」のせいだ」として 販売元を提訴して勝訴し、なんと約2億9000万ドルの支払いがモンサントに命じられました。 このグリホサートですが、日本の農民連食品分析センターでの市販の食パンのグリホサートの残留農薬検査で、国産小麦、オーガニック小麦以外のすべての食パンからグリホサートが検出されました。 これには私も、想像以上で驚いてしまいました。 http://earlybirds.ddo.jp/bunseki/report/agr/glyphosate/wheat_bread_1st/index.html なんで遺伝子組み換えでもない小麦製品にこんなにグリホサートが出るかというと、輸入小麦は収穫前に収穫しやすいように除草剤をかけるんだそうです。 なので、栽培期間中の除草剤よりも、はるかに残留しやすいんだそうです。 国内の小麦栽培では、収穫前に除草剤をかけることがあまりないから、出ていないのでしょうね。 これ、何もパンだけが問題というわけじゃありません。 日本は小麦の自給率はたった14%ですから、ラーメンもうどんもピザもそうめんもパスタもグリホサート問題があります。 2017年のですが、農林水産省が検査した輸入小麦では、メインのアメリカとカナダからは、アメリカ産97%、カナダ産100%検出ですよ! どうしてこんな悲惨なことになっているかというと、日本は2017年に、世界に逆行してグリホサートの残留農薬基準値を大幅に引き上げたのです。 見て下さい。 最大400倍ですよ! これ見ると、じゃあうどんじゃなくて、そばかと思っていた方は、そばは150倍なんですから、いよいよ市販の麺類で食べられるものがありません。 グリホサートは発がん性はもちろんのこと、環境ホルモンとして生殖機能に影響を与える可能性が高く、神経毒なので認知症や自閉症の原因となったり、アレルギーや自己免疫疾患の要因になるとして、今世界的に禁止の動きが活発化しています。 なのに、日本では完全に逆行しています。 グローバル企業のために政治をしているとしか思えません。 さらに秋からは消費税10%ですって! はーっ、はーっ!(; ・`д・´) あまり怒ると、活性酸素が発生してアンチエイジングに良くありませんので(笑)、この怒りは情熱に昇華させて、商品開発に活かしていこうと思います。 麺も作り手さんがいなくなりお休みしていましたが、米麺とは思えないシコシコの自然栽培玄米麺を作る生産者さんに出会い、今商品化に向けて絶賛開発中。 うどんとしてもラーメンとしてもいける麺で、めちゃ美味しいんです! 熊本の自然栽培原料で仕込んだお醤油も、杉樽で熟成2年を迎え、いよいよ冬にはお目見え出来そうです。 このお醤油で、幻の在来米「穂増」のお米で握ったお寿司を食べるのが夢! 発売時にはそんなイベントもやろうかなと企んでいるので、良かったらぜひいらして下さい! さて、来週土日は博多阪急の催事にお邪魔します。 私もほとんど常に、博多阪急1階の会場にカスタマーの泉田さん達といますので、良かったら遊びに来て下さいね。 博多阪急1階 「ウェルネス&ビューティーフェス」 8月10日(土)、11日(日) http://www.hankyu-dept.co.jp/hakata/h/2019/0705wellnessbeauty/index.html 1日ワンクリック応援お願いします! にほんブログ村 鬼のインスタ https://www.instagram.com/katsutasayuri/ 「老けないオーガニック」好評発売中! 現在、私のオーガニックブランドでは業務拡大のためスタッフを募集しています。 良かったらぜひご応募くださいませ! http://www.amritara.com/company/recruit.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019年08月05日 23時33分05秒
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