You're Beautiful
お話を始める前に、今回、更新したら、次の更新は8月の7日あたりになると思います。このお話はジェイムス・ブラントと言う歌手の『You're Beautiful』と言う歌を聴いていて思い浮かびました。よって、敬意を表してタイトルにも付けさせていただきました。歌詞の一部をとりいれてるので多少読みづらくなってるのかも知れません・・・。---------------------------------------------------------------最近僕と君はずっと一緒に居るね。前は君の帰り道しか一緒に居れなかったけど。そう、ちょっと前はいつも君の帰りを待って僕は君を送って行ったよね。いつも君の帰りを待っている僕を見つけると君は驚いた表情をしていたね。そして僕が君の方へ小走りで走っていくといつも君も一緒になって走って逃げていた。少し追いかけっこをすると君はいつも曲がり角で隠れんぼをしていたね。ちょっと子供っぽくてそういう所も大好きだよ。君が家に着けば毎日電話もしてた。でも君はあまり電話が好きじゃなかったから、長く電話した事はないよね。君は手紙も嫌いだったっけ。いつも僕が書いた手紙を見つけると君は驚いた表情をして、いつも読んでくれなかった。でも、そういう照れ屋な所が君らしいよ。プレゼントをしても困った表情を浮かべてたよね。それでも僕は君の気持ちがわかるんだ。君は綺麗だよ。最近僕と君はずっと一緒に居るね。一緒にテレビを見て。一緒にお風呂に入って。一緒に寝て。一緒に仕事に行って。一緒に買い物に行って。こんな日々を送るようになったのも、あの日からだね。僕と君がいつも通り帰り道で追いかけっこをしてる時。君を追いかけてる僕は車に撥ねられたんだよね。君がびっくりした表情を浮かべてるのを僕は覚えているよ。前の様な日々も良かったけど今のように2人でずっと一緒に居れる日々も大好きだよ。大好きな君とずっと一緒に居れるだけで僕は舞い上がって天にも昇れそうな気がする。でも僕が話しかけても君はいつも無視するよね。それでも僕は君の気持ちがわかるんだ。一緒に居れるだけで言葉なんて無くても良いよ。君もきっとそう思ってる。今まで電話以外で話した事も、ちゃんとしたデートをした事も、一緒にご飯を食べた事も、僕に話しかけてくれた事も無いけれど。それでも僕は君の気持ちがわかるんだ。今日、君が鏡の前に立つ僕に微笑みかけたんだ。君の微笑みは天使のようで、本当に綺麗だよ。君は綺麗だよ。