AQUA－RECORDS

さて、今年もこの時がやってきた。

「世界水草レイアウトコンテスト」応募用写真撮影。

昨年は何から何まで初めてで、とにかくあたふたしていた。ただ、肝心の水景だけは順調だったので助かったが。

今年は撮影の準備としてはある程度余裕があるものの、肝心の水景が自分の中で完成の域に入っていない。

とはいえ、今年はデジカメだけでなく、アナログ一眼でのリバーサルフィルム撮影にチャレンジする予定なので…試し撮り という形で今週末、頑張って撮影してみた。

使用したフィルムは富士フィルム製フジクロームプロビア400X。


冷蔵ショーケースで売られていた…こんなフィルムを自分が使うことになろうとは。勿論、使うまでは家の冷蔵庫の野菜室で保管＾＾
ISO感度が400なので、外付けストロボではなくライトで撮影する場合でもシャッタースピード、絞りがキープできる。

ただ、確かにフィルムはISO400にしたが、それでもやはりある程度明るくないと一定のシャッタースピードと絞りは維持できない。

そこで、強力援護。


スモアクさんからライト２台を借りられた！
１台でも十分明るいのに、２台あればかなりの明るさを期待できる。
金曜日の閉店間際のお店に駆け込んでお借りし、土曜日開店前にお返ししたので、お店の営業には迷惑をおかけしない形で、特別に…。

過去のアクアジャーナルの撮影講座のページを熟読。
60cm水槽で20w×４本の蛍光灯の場合、リバーサルのISO400のフィルムだとシャッタースピード1/60、絞りf5.6が可能とのこと。
今回、90cmでライトも２台なので適正露出がよく分からず、またデジカメでもないので画面を確かめようもない。でも２４枚撮りなので、１枚ごとに条件を変えて撮影した。

まずは1/60、f5.6で開始。同じシャッタースピードで絞りを５段階に振り分けた。
次にシャッタースピードを1/90、1/125と上げていき、それぞれ絞りは５段階。
忘れないよう1枚ごとに条件を記録。


↑試し撮りなので黒枠の切り貼りも雑＾＾；

出来上がりを見ないと、適正な条件が分からない。
よって早速近所のチェーンの現像屋に意気揚々とフィルムを持って行った。

店員（おばちゃん）：「いらっしゃいませ～」
僕：「これ、現像お願いします」（とフィルムをポンと置く）
店員：（フィルムを眺めてしばし沈黙後）「これは…？？」
僕：「リバーサルです！ 」（はっきりと力強く発言）
店員：「ああ！リバーサルでしたか。仕上げはどうされます？」
僕：「マウント仕上げで！ 」（得意満面、これが言いたかった＾＾）
店員：「仕上がりはえっと…４日後の水曜日になります」
僕：「へ！？そんなにかかるんですか？」（得意満面から一転、かなり面食らう）
店員：「ここじゃ現像出来なくて、外に出すんですが、たまたま便がなくてねえ…どうされます？」
僕：「…お願いします」（ちょっと意気消沈）

という訳で適正条件は水曜日まで分からない…まあ、本撮影は来週末のつもりだったので別にいいんだが。

念のため、デジカメでも撮影。


まあ、そのまんまは掲載できないので…こんな形で。

ん…？マウントで現像されて返ってくるとき、ちゃんと順番になっているのだろうか…確認するの忘れてたな。じゃないと適正条件がわからんかもしれん＾＾；

でもまあ、いいか…。