夕方、思い切って外に飛び出てみました。来るままでの数十メートルをわき目もふらずに走り、車に飛び乗りました・・・。
病院につくともう既に数人の患者さんが待機していました・・・・。
待合室で、熱帯魚を見つめながら、ぼんやりしていました。
「こにーさん」呼ばれて急ぎ足で診察室に入りました。
眠れないこと、眼を閉じると、動悸がすることを話しました。
「自分自身に要求しすぎているんですよ、だから頭も休まらない体も疲れない、イライラ悶々としてしまうtうんですよ・・・。今、こにーさんの自分でこうしたいあーしたいってことありますか??」
と、聞かれました。「いつまでもぬるま湯に浸かっていて社会から置いていかれている気がして
焦りがあります、今自分の抱えている問題でどうにかしたいと思っている、などなど・・・」
「自分に欲張りなんですよ。どんなに健康な人でも一度にあれをしてこれをしていたら、いつか
必ず、健康を害するんですよ。眠れないことも皆が寝ている時間に私は起きて音楽を聴ける、
DVDを観れる、本を読める・・・というくらいに長い目を持つ習慣を1年かけても2年かけても
いいからつけていけばいいんですよ。」
でも、今は抱えていることが多数あるから、今すぐでなくても少しずつ切り替えていくように
していくといいですよ。」今、自由にしていられることをこれでいいんだと認めてられるように
なると、薬も今以上に効果が出てきますから。と、先生はお話して下さいました。
そして、先生に「スクワット」を勧められました・・・。
スクワット・・・・と、言うと「嫌われ松子の一生」を思い出します。
松子は刑務所の塀の向こうでも、壁に向かってスクワットをしていて、
トルコ嬢をしているときも欠かさずにスクワットをしていた・・・。
私まで毎日スクワットをしていたら、まるで松子のようだぁ・・・・。
思わず自分がスクワットをしている姿を想像してしまった・・・。
皆が働いている時に、遊んでいる時に、恋しているときに、涙している時に・・・。
私はスクワット・・・・。
帰ってみて、スクワットをしてみました・・・。
鏡の前で、なんだか哀れな姿です・・・。
何してんだろう私。
雌猿に振り回されて、私は家でスクワット・・・・。