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お風呂に入りながらふと思い出しました。 家のお父さんはポッポ屋さんでお母さんは美容師です。だから学校から帰ってくると、遊んで帰ってくると1人ぼっちの事が多かったのです。8歳のわたしは学校の図書室でふんわり分厚いホットケーキの写真を見て子ども心にふんわり分厚いホットケーキを食べてみたいと思いました。ホットケーキなんてしゃれたもの食べた事なかったので… その日の家に帰ってお母さんにホットケーキたべたいよ、とお願いしましたが、もちろん無理でした… お兄ちゃんは私より5歳年上で部活やら塾やらで帰りが遅くて、わたしは毎日寂しさを爪を噛みながら紛らわしてました。 そんなある日学校から帰ってくるとお母さんが「ホットケーキ焼けてるよ(*^_^*)」とニコニコしていました。わたしはあの分厚いホットケーキが食べれると思うと胸が踊りました。お母さんが忙しい時間をさいて焼いてくれたのが分かりました。お母さんからパーマ液の臭いがしたからです… ホットプレートのフタを開けてみると… そこにはどら焼きの皮みたいなペチャンコな丸焼きがありました。。。(〃_ _)σ∥ わたしは「あたいの食べたいホットケーキはこんなんじゃない!」と泣きました。お母さんの顔が悲しく歪みました… あれから二十年が過ぎました…今も毎日お母さんの手料理を食べてます。しゃれたメニューじゃないけど 漬け物やら煮物やら… 毎日お母さんの手料理を食べることが当たり前になっているけど、 私のために作ってくれる料理 ありがたく食べないといけないなあ。と思いました。 二十数年の間にたくさんの出来ごとをお母さんと過ごして来たけど大切にしたいと思います… 今度ホットケーキ焼いてみよう(*^_^*)メイプルシロップたっぷりかけて… (写真はツモリさんのくまの森と言う柄のカットソー譲ってもらうことになりました(*^-')ノ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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