ALL SMALL THINGS

久しぶりの更新になります。

まず、大学の話し・・・。

私は都市地理学を専攻しています。全くパソコンを使えず無知の分野に　あえてのトライです！！

私のゼミナールは毎年人気のあるゼミナールで、私は落ちるのを覚悟で面接をしました。

高倍率を乗り越え（笑）まさかの合格！！！

そんな喜びから約１年半・・・。

パワーポイントすらまともに作れなかった私が！！

パワーポイント作れるようになりました・・・自慢にもなりませんが・・・。

シルバーウィークに、東北に行く機会がありました。

私はこわいものみたさ、ともちがいますが、４年ぶりに秋田へ行きました。

私は、まず迷わず住んでいたアパートへバスで向かいました。

アパートは壁の色が綺麗になった以外　ほとんどかわりがなく、アパートの目の前にあった
スーパーはつぶれていました。

すぐそばには、風力発電の風車。松の木、斉藤もちや・・・・

わたしは泣くつもりはありませんでしたが、涙が止まりませんでした。

アパートに行ったもう一つの目的はとても親切にしてくれた方にお会いしたかったから。

でも、その方の車はなかったので、メモ書きを残して帰りました。
４年前の記憶がまだ鮮明に残っていて、過去と現実が入り交じった複雑な思いでした。

帰りはバスを途中下車して、帰りの電車ぎりぎりまで歩いてみました。

なつかしい・・・そんな気持ちでいっぱいでした。

悔しい苦い思い出が、こみ上げてこなかっただけでも良かったのかも知れません。。
私はひたすら歩いた。歩きながら研究資料の写真を気が狂ったように撮った。

自分の気持ちを何かに重ねるように・・・。

自分の足で歩き、自分の調べたい都市を歩き、私は帰りの電車の中で泣きながら寝ていた。

いろんな自分が私に問いかけてくる。

でも、今更どうしようもないから、わたしは黙って電車からの景色、とはいっても
既に夜なので、窓に映る家々の　ほんのりした明かりが　とても優しくてなにも考えていないのに　泣けてきた。ただただ泣けてきた・・・・

そのままつかれて電車内で眠った私は、あと１分で乗り換えの電車を乗り過ごすところだった・・・。
これを乗り過ごしたら、２時間は待たないとならなかった。

兄に言われた、大学に行かなくても違う人生だったあったんだ。と。

確かに兄は４年前に私に「誰も知っている人がいない土地で人生を、やり直せ！」と言われた。

今回も「この年で大学に行ってる事は贅沢を超して、本当のわがままなんだから」って。

わたしは反論する気はなかった。

なぜならば・・「ごもっとも」だから。

わたしは大学に暖かい何かを求めていたのかも知れない。

わたしが群馬を離れ、誰も知っている人のいない土地に行ったら。・・・

今のわたしはまず居なかっただろう、今を決して後悔しているわけではない。

ただ、本当にこの年齢になってこんな生活をしている自分が情けなくなった。



そんなこんなで、わたしは研究に打ち込んだ、バイトも週６１カ月に休みは４回あるくらい。
とにかく時間を見つけては、極限までやってみた。

６日の火曜日に発表しました。

多少のご指摘はありましたが、先生からはお褒めをいただきました☆

なんだかまだ肩に力が入っています。

いつの日か、少しずつ見えない何かから自分を解放してあげたい。

その時にはもう独り立ちしていればよいのだが・・・。

継続は力なり、温故知新　この言葉を大切にして、ぼちぼち前を向けたらと思います。


・・・余談ですが、アパートに行ったその日の家に、お世話になった方から着信が残っていました。メッセージも残っていました。

掛け直したら、涙が止まらないと思い

近々手紙でも書こうかと思っています。

私の住んでた部屋は空き家のままでした。

きっと４年前のままあのあと誰も入居した様子はありませんでした。

まだ私には強さが備わっていません。強くみせる振りは備わったのですが・・・

今の私は勉強でもバイトでも、夜勤でもがむしゃらに頑張って、少しでも「楽しい・しあわせ」と思えることが一番の望みです。