誕生日には花を買って・・・
ある印刷会社の社長様のお話ですが、そのK社長は個性學に出会ってから、やはり取引先の社長の誕生日を片っ端から聞いていったんですね。新規の取引先はもちろん、先代社長のときからのお付き合いのところ、またしばらく取引が中断していたところも、社長の誕生日を聞きに言ったわけです。そしてもちろん、個性分析レポートなどを使い、じっくり相手の性格を把握し理解を深める努力をしたり攻略法を研究したりしていましたが、それだけではなく、K社長は相手の誕生日には花を買って持っていってたそうです。『こんにちは、○○製版ですが花を持ってきました!!』『なんで印刷会社が花持って来るねん?』『きょうは社長の誕生日でしょ、おめでとうございます』日々忙しく戦っている社長様方は、「その日」が自分の誕生日であることを忘れている方が多いらしく(家族から言われることも少なくなりますしね・・・)突然のプレゼントに驚かれます。(自社の社長の誕生日を知らなかった社員の方は、大変慌てるそうですが・・・。)『ほんま、ハズカシイことするなよ・・・、オメデトウ言われたん10年振りやゎ』『顔に似合わんことして、スンマセン』言葉では照れ隠しで色々言いながらも、みんなホントに喜んでくれるそうです。そして、その後新しい仕事をもらったり、少々のミスを許してもらったり、またしばらく取引が無かった所とも、良いきっかけになったりしているようです。確かに、誕生日にたとえ電話の一本やメールをもらっただけでも嬉しいものですよね、良い関係を築いていくためには相手の個性を理解することはもちろん大切ですが、案外こういったことも大切なのかもしれません。誕生日には花を買って・・・そしてK社長は今日も販栄のスイッチを入れ、『縁暦』をチェックするのでした。