ゆるゆるな生き方と旅と家飲み 元セミナー講師で、白いタイヤキ屋だった中古車買取店店員のブログ

毎年桜を見ると思う事。

雨も降ったけど、たくさんの人が花見に訪れる。

たまたま前を通った王子公園も、夙川も、そして桜の宮も・・・。

まだ満開には遠いが、たくさんの人が桜を見にくる。

桜を見て、楽しんだり、騒いだり、癒されたり・・・。




しかし桜は、ただ咲いているだけ。


どの桜も、人を喜ばせようなんて思って咲いているわけではない。

また、『今年は暑いなあ』とか、『雨ばっかりで鬱陶しいなあ』なんて、愚痴を言う事も無い。

『飲ませろ』『食わせろ』『金くれ』なんて要求もしない。


ただ、時期が着たら咲き、そして散るだけ。


それなのに、あんなにたくさんの人を喜ばせている。



桜にも、命がある。

命があるということは、「運命」がある。


どこに根付くか、天候など、自分にはコントロールできない事の影響も受けているはずだ。

だから、全ての桜がベストコンディションなんてことは無い。（と思う）


そんな中でも、ただ咲いている。


『自分はこんなに頑張って咲いているのに』とか『キレイに咲いてやったんだから』とか、何かを求める事もない。


運命があるなら、役割もあるのかな？

人を喜ばせる事？

それは、人間が勝手に決めた事か。



桜は何も求めず、不満も言わず、ただ咲いている。

エライなあ。



人はどうだろう？



？？？？？


いや、やめておこう。



でも、何も持たずに生まれてきて、何も持たずに死んでゆくのに、どうして人は、何も手放せないのだろう。


身軽になれば、見えてくるものもある。


全てを捨てて、初めてわかる大切な物もある。





人生のリストラ!!


まず捨てて、見つめ直すんだよ。