ゆるゆるな生き方と旅と家飲み 元セミナー講師で、白いタイヤキ屋だった中古車買取店店員のブログ

来月から京阪電車が路線延長される。


中之島駅まで。


国際会議場前までなので、中之島であるのは確かだが、中之島って言うともっと東の、中之島公園の、夜になると鴨川並みにカップルが終結する（今でもそうなのかな？）とこらへんだとおもうんだけのな。

まあいいか、そうしないと、このハナシは成立しない。






その中之島駅まで延長される、京阪電車の社内広告には、『中之島ゆき』というタイトルの広告が掲載されている。



出町柳から中之島ゆき




『中之島行き』では無く“中之島ゆき”




『出町柳発』ではなく、あくまで“出町柳から”






“おけいはん”こと森小路けい子は3代目だ。


その前は、京橋けい子。


そして初代は淀屋けい子。




その、淀屋けい子がテレビで活躍していた頃、時を同じくして“中之島ゆき”なる歌手が活躍していたのをご存知だろうか？



その、“中之島ゆき”の代表曲が『出町柳から』






もうおわかりであろう。






京阪電鉄は、大阪国際会議場までの延長運転を中之島ゆきのヒット曲にちなみ、駅名をわざわざ『中之島駅』とし、京都側の始点を出町柳である事をよいことに、広告をわざわざ「出町柳から」“中之島ゆき”にしたのである。



独特の声質と、一風変わった歌詞でナゼか脳裏にこびりつく、中之島ゆきのヒット曲、『出町柳から』に引っ掛けた京阪電鉄の広告戦略は偶然とはいえたいしたもんだ。

なんか乗ってみたくなる。



ただし、『出町柳から』の曲に登場する列車は、～ダブルデッカー　そうでっかー～の歌詞にあるように、8000系2階建て車両“ダブルデッカー”であるが、実際に「中之島ゆき」になる車両は、ダブルデッカーではなく、新型3000系“コンフォートサルーン”であるらしい。


この辺を京阪電鉄はどのように釈明するのか、ぜひ聞いてみたいものだ。



“コンフォートサルーン”自体は、すでに鉄道マニアの間では前評判の高い車両だが。