サプライズ

目の前で攻撃された米軍艦船を自衛隊が見捨てるようでは、

日米同盟は成立しない。

なんちゃって、某新聞の社説で民主党を批判している。

「見捨てる」という意味があやふやな表現だが、即攻撃し

て米艦を守るという意味にとれる表現のカラクリ。

いかにも「なるほど」と思いたくなるような幼稚な理由。

すでに自衛隊を軍隊として扱う論文は正常ではない。

友人が他人に暴行を受けたとしても、攻撃された理由も

原因も分からず(知らず)暴行した他人を攻撃することはで

きない。まず原因を知るために身を呈して仲裁を考えるべ

きで、即友人の援助攻撃はできない。

以前、何かで対立して友人が恨みをもたれていたのかもし

れない。友人は兄弟でもなく親族でもない。

そもそも

アントニオ猪木が攻撃されて、小柄な一般人が素手で援助

攻撃などできるわけがない。武器を持っているなら別だが。

米軍が兄弟であっても親族であっても、武器を使用する援

助攻撃を自衛隊にさせる、という危険な集団的自衛権はや

めたほうがいいに決まっている。

どちらが正義か直ぐに分かるもんじゃない、

相手も正義を主張しているんであって、

まず仲裁が先でしょうよ。

仲裁もできないひ弱い自衛隊ですけどねー。

米軍の言いなりで

仲裁する能力のない政権が集団的自衛権を行使すればヤバ

イことになります。