テーマ:たわごと(26877)
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効果抜群なので引用させていただきました。 クンバハカとは 【 中村天風のクンバハカ(肛門締め)】 ■クンバハカとは 肩の力を抜き、肛門を締めて、下腹に気を込め、ストレスに身構える姿勢。 初心者向けの練習法のコツとして、両手の小指を丸めて締めると 肛門が 締まり、肩の力が抜けます。同時に 両足の親指を締めると下腹に気がこ もります。この方法がだんだんに熟練してきますと、手の小指か、足の親 指の一本でも軽く締まっていれば、無意識のうちにクンバハカが持続でき、 寝ている間でもこの体勢なってきます。 クンバハカに対し 藤平光一先生の心身統一 http://kokyuhou.exblog.jp/6037342 尻の穴を締めるということは正しい。人間は死ぬと、尻の穴から便が出る。 つまり、生きている以上は尻の穴を締めているのが正しい状態である。 リラックスしていれば、自然に尻の穴は固く締まっている。 しかし、下腹に力を入れれば、必ずみぞおちにも力が入る。これでリラッ クスなど、できるはずがない。下腹はこころをしずめるところであって、 力を入れるところではないのである。 もしも天風先生の教えどおりに坐れば、どうしても身体は安定しない。 それは読者も実際にやってみればすぐに理解できるはずだ。 この状態で身体を押されれば、簡単にひっくり返ってしまうのである。 もしも自然体ができていたなら、まさしく不動でなければならないはずな のだ。ところが天風先生は、リラックスした結果としてビクともしない不 動体になるのに、弟子たちにその出来上がった“形”から教えようとした ために、弟子たちはかえって不動体にならない。力んだもろい姿になって いた。つまり、結果として、天風先生の教えとはまるで逆のことを弟子が やっていることになるのである。 ------------------------------------------------- 藤平光一先生の心身統一は、リラックスすることが最も重要だということ だと思いますが、一見簡単そうに見えて、凡人には真のリラックスとはど ういう状態か理解不可能です。何十年も修行しないと悟ることができない と思います。 下腹と肛門の筋肉は運動不足で緩みやすい筋肉ですので、修行・鍛錬 が必要であり、合気道を修行すれば可能だということでしょうが、何十年 もかかる修行は一般人にはなかなかできることではありません。 そこで、手の指・足の指については当分理解に至りませんが、 中村天風先生のクンバハカで練習すれば、ある程度理解できます。 肩の力を抜き、肛門を締めて、下腹に気を込め、ストレスに身構える姿勢 を習得すれば、真のリラックスに近づけるのではないでしょうか。 武道やスポーツでも、意志を持って訓練していれば真のリラックスを会得 できると思います。また、座禅で下腹筋肉と肛門筋肉を集中的に引き締め る訓練をすれば、ストレスを感じた時、自然に「下腹に心を鎮める」こと ができるかもしれません。 ただ、下腹と言っても恥骨上部を水平に横切る筋肉です。 藤平先生が言 われる、「下腹に力を入れれば、必ずみぞおちにも力が入る」という下腹 ではありません。 例えば、体操競技で鉄棒の選手が下腹の下端に鉄棒を押しあてて回転 や反動で技を繰り出している、その下腹の下端の筋肉です。 ここを引き締めれば同時に肛門も引き締まります。 6個に割れる腹筋とは別の筋肉です。 運転中に試してみると、よく解ります。肩の力が抜けてリラックスできるはずです。 座禅の真似事になりますが、あぐらで座り肛門を緩め背筋を伸ばし、上体 を前方に傾け、ゆっくり上体を後方に倒していくと、下腹の下端が引き締 まり同時に肛門が引き締まる位置があります。上体が垂直になる位置です。 この姿勢を長時間続けることで、気力が湧き出てストレスに身構える姿勢 が得られ、ストレス発散になると思います。何か強い力(決断・アイデア) が得られるかどうかは、自己暗示しだいかと思います?。 余談ですが、体の中心は臍下丹田にあると遥か以前から言い伝えられてい ますが、なかなかその位置を自覚することができません。 特別な能力が身につくわけではありませんが、 自己流で臍下丹田らしき位置を考え試してみました。 強健術の創始者「肥田は春充」の著書から応用したものです。 両足を肩幅の広さに開き直立した姿勢から、臀部を後ろに引き、臍の裏に あたる腰椎を支点にして背骨を垂直に伸ばして立ちます。 【この姿勢で腰を降ろし荷物を持ち上げれば腰を傷めないという姿勢です】 この姿勢で直立し、両足のカカトを少し持ち上げストンと床に落として臍 と背骨の中間を意識すると「みぞおち」を指先で突かれたような感覚がす るはずです。簡単ですがその位置が臍下丹田ではないかと思います。 もう一つの方法は、片足のカカトだけでトントンと床を踏むと、臍と背骨 の中間でムズムズする位置が臍下丹田ではないかと思います。 理由としまして、両足の中心線と上体の中心線が交わる位置になっている からです。その位置をゴルフボールぐらいに、できるだけ小さく自己暗示 するといいと思います。 ゴルフボールぐらいの圧迫感を感じられる位置が臍下丹田であり、強いスト レスにはその圧迫感を気持ち良いと感じながら腹式呼吸するとストレスが緩 和されると思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.08.01 10:59:33
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