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初めまして。
これが、わが家自慢の次男の所有する 天然記念物（！）
オカヤドカリの『ゆうかり』くんです。
木登りが好きで、木の上で昼寝を
したりするとぼけた、かわいい
『オカヤドカリ』くんです。
性格は、すごくシャイで人の気配を
感じると木から落ちてしまったり、
殻に入りじっとしています。
大きなつめで、餌を切って口元に
運ぶ姿はとても愛らしいです。

実は、譲り受けたときは、2匹でした。
ところが、1匹は、脱皮失敗で、紫の洋服を脱いだまま砂の上で息絶えていました。次男は大泣き｡（ＴＴ）

『かわいそう。かわいそう･･･』しばらく泣いていたでしょうか･･･。夜中に起きて
泣いていた時もありました。
彼が泣き止んだのは、お墓を作ってあげてからです。
わが家は、お庭がありません。
そこで近くにある図書館の屋上の花壇に秘密でお墓を作る事にしたのです。
だって、そこは、４階なので 海が見えるのです！！！
裸ん坊になったヤドカリさんのお墓の上には住んでいたサザエの貝殻を置いてたんぽぽの種をまきました。
『 海が見えるし、タンポポが咲くし、寂しくないね』
と言ってお祈りしました。それから、何度となくその場所に行きます。

生き物を飼う事は難しいですね。息子達とも、よく話し合いました。
『ヤドカリ君の死を無駄にはしないよ。 いのちのお勉強をしたからね。』
天国に行ってしまったヤドカリ君に報告しました。