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最近、『オカヤドカリ』のことで盛り上がっている私を見て
ダンナの一言。
『昔は、庭にヤドカリ居たよ｡』
簡単に言ってのける。
『えぇ??　ほんとぉ??』
確かに、ダンナの実家は、海に近い。今では、家がいっぱい建っているけど･･･。
『ウン、歩いていた｡これこれ』
『　!　』

そこで、私も、記憶をたどる。

『いたね。うちにもいたかも｡』
私の実家もそういえば、海に近かった
時間がタイムスリップして幼稚園ぐらい・・？小学校？
自分の画が見えない。
でも、風景が、今の実家。
という事は、小学校5年生くらいかな。

家の庭で家庭菜園をしていた父が言った。
『ヤドカリがいるよ』
『フウン｡』

確か、アレは、サザエの貝殻。
色は・・・覚えているよ。肌色?　茶色?　赤茶色？？？その系統。

海が近くて、よく見ていた海の生物だったからか、
まだ小さかったからか、その後に記憶はない。
別に驚く様子もない私。
でも、確かにいた。

アレは、なんだったのだろう。
『オカヤドカリ?』ほかの陸にいるヤドカリ？

いずれにしろ、のどかで自然がいっぱいだった。
とても大切な事を、忘れていたようだ。