男の子の学力の伸ばし方

2021.07.05

男の子の学力の伸ばし方 [ 富永雄輔 ]
気になっている塾の一つの方の著書です
一言・面白かったです！女の子バージョンも読みたい。

★覚書★
男の子と女の子は脳の仕組みが違うので勉強方法も違う
基礎が無ければいくら考えてもわからない
基本的な計算漢字暗記は速く正答率を高くする
基礎を徹底してつけて
一つひとつの知識を有機的に繋げていく力をつけていくことが大事

男の子にやる気スイッチは無い!
勉強は習慣化するしかない

男の子は否定に弱い
男の子は命令してもだめ　自分で気が付かせる

アウトプットする力を記憶力という。
結局覚えていてもテストで思い出す（点と点を有機的につなげる）ということができなければ意味がない。
テストを受けてその練習をするのはとてもいいこと。

１０歳から１３歳までに知識を詰め込めるだけ詰め込む。
この時期の勉強量で大学受験も決まる。

何よりも基礎が大事。基礎をつないで解いていくことで「わかる」
難しそうな問題も、１つひとつの要素に分解していけば必ず解くことができる。
分解したときに基礎的な知識をどのくらいもっているかが重要。

算数にセンスの有無は関係ない。
普通の子が学習レベルや偏差値をもっとも上げやすい教科。
算数を苦手としているのなら費やしている時間が足りないだけ。
算数の基礎力は約分にある。問題を多くこなし、数になれることがよい。

割合・速さ・比で差が生まれる。
割合には読解力、早さには図解力
比は算数界のスマホ。便利グッズ。

理科は国語・算数も複合した最強科目。
特に男子校ではハイレベルな問題が出るため重要。
暗記するもの（星座等）と応用力が必要になるもの（電力）どちらも大事。
思考力・分析力・観察力の３つが必要となる。

勉強は意志に頼らず、仕組みで自然と勉強に向かわせる工夫が必要。
成績が上がらない子は「体が勉強する型」になっていないので、まずはそこから。
男の子に自主性を期待しない。何歳でも相手は幼児レベルと思え。

「勉強しなさい」という言葉を飲み込んで
子どもを勉強へと誘導する仕組みを作る。
とにかく１ｃｍでも動かすことを考える。

男の子はリビング学習が向いている

予習は必要ない、復習メインで。

男の子は叱られたことをすぐに忘れる。
何度もしつこく言うしかない。

★感想★
やる気スイッチは無いには衝撃
今まで探してましたが探すのはやめて良いのですね（笑）

やはりここでも自己肯定感高めることは大事なのだと

計算の６４ステップという表がありましたが
まさしく「公文式」の算数のステップと同じでした。
基礎をしっかりやろうとするとどうしてもあの「公文式」にたどり着くのでしょうか。
公文公さんすごい人ですね。
公文やめようかと思ってましたが、算数は続けようかと思います。

正しい日本語を考えさせる。主語述語を考えさせて文を作らせる。
これもくもんの国語でずーーっとやってるんですよねえ。。。
どうしようかなあ。。。国語ももう少し続けようかなあ。

テストを受けさせる時間より低学年のうちは遊ばせろと書いてある本も読みましたが
この本を読んで、テストも大事だな。アウトプット作業させるのも大事だな。と
今の自分の方針に間違いはないと安心できました。

勉強をやったらご褒美がもらえるという方式でOKというのも
今の我が家と一緒なので（我が家は漫画）
これまた安心できました。

習慣を作るという点でも
我が家は今　朝は「チャレンジタッチ」
夕食後は「公文」「学校の宿題」とそこには疑問を持たずにやってくれているので
この１年、私頑張った！！と背中を押してもらえた気がしました。
次男も夕食後はすまいるぜみやワークブックを一緒にやっています。

夫にもこの本を読んでほしいので買ってしまおうと思います！！

社会の「複雑さ」に疑問をもたせる。の例には「宇宙兄弟」なども例に出されていました。