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カテゴリ:母と息子の読書記録
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知ってる? 夜明けの直前が、一番暗いって。 「今の自分にできることなど何もないと思っていたけど、可能なことが一つある」 職場の人たちの理解に助けられながらも、月に一度のPMS(月経前症候群)でイライラが抑えられない美紗は、やる気がないように見える、転職してきたばかりの山添君に当たってしまう。 山添君は、パニック障害になり、生きがいも気力も失っていた。 互いに友情も恋も感じていないけれど、おせっかいな者同士の二人は、自分の病気は治せなくても、相手を助けることはできるのではないかと思うようになるーー。 人生は思っていたより厳しいけれど、救いだってそこら中にある。 生きるのが少し楽になる、心に優しい物語。 本屋大賞受賞後第一作。水鈴社創立初の単行本、渾身の書き下ろし。 ここまで 夜明けのすべて [ 瀬尾 まいこ ] 以下感想 特にネタバレなし 瀬尾まいこさんの作品はテーマが一貫している あなたはひとりじゃない あなたを助けてくれるものはいつもそばにある 眠れない夜に飲むホットミルクみたいな 私も誰かのそんな存在でありたいなと思う。 そして私も自分にも助けてくれる存在がいる そう思える自分でいたいし、ありたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.03.07 00:00:10
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