Weeds&Flowers

以前に体操教室で
「ねえねえ。やすみみさんって、前学校に勤めてたんでしょ？」
といきなり言われたことがありました。


は、はあ。そうだけど、どうしたん？

「実はさあ・・」

彼女は教室１番のやんちゃ坊主、りっくんのお母さん。
先日の３歳児検診で
「お宅のお子さん、多動性では？」と言われたそうです。

聞くと
りっくんは歯の検診をとても嫌がり、
３０分以上も泣きじゃくっていたそうな。
そしてその後の発達を調べるテストもやれずじまいで
保健婦さんもほとほと困ってしまい、
上のような発言になったそうです。


でさー。家帰ってから「多動性」のこと調べたら、
あてはまることだらけでさあ。
どう思う？うちの子。

　
うーん。
私が見る限り、りっくんがそうとは思わないけど。
ちょっとやんちゃな子ってレベルだと思うけどなあ。
あんまり心配なら、専門の機関で見てもらった方がいいよ。
私も学校に勤めてたってだけで、ちゃんとした知識があるわけじゃないし。



実際私には正確な知識もなく、
アドバイスできることもなく。
心配そうにしている彼女には申し訳なかったのですが、
そんな答えしかできませんでした。


それからどうなったのか、ずっと気になってたんです。


ようやく彼女と２人で話す機会ができ、
聞いてみました。


それがね、違ったんだ～(^^♪
心配してくれてありがとう。

明るい顔で彼女が答えました。


後日、別の保健婦さんが自宅まで来てくださり、
再び発達度のテストをしたのだそうです。
結果はまったく正常。
前回はたまたま興奮してしまっっていたから
ああいう結果になってしまったんじゃないか？とのこと。



よかったね～(^^)
と笑い合いつつ、
軽々しい発言をした保健婦さんに少々腹が立ちましたねえ<`ヘ´>

専門職の人に言われたら
普通のお母さんだったら
ものすごく心配してしまうと思う。
きっと私も。

プロなんだから、自分の言う言葉の重みを
しっかり自覚して欲しいと思ったな。



多動性って？という方にはこの本がお勧めです。
集中できない子どもたち ADHD（注意欠陥・多動性障害）なんでもQ＆A ( 著者： 榊原洋一 | 出版...