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『東洋の復権』 

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December 2, 2008
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カテゴリ:自然な生き方

今日はどんな日でしたか?                                  もう12月! 残すところ今年も、もうあと30日ですね。                  ステキな日を~、ステキな夜をお過ごしの事と思います。

でも、ちょっと今日は、『 遺伝子組み換え食品 』について書きます。        こう言えば、運命学から外れるように思われますか?                  というのは、運命とは心と体を貫くもの。                           心と言い、体と言い、二つに分けて言うのはいかにも西洋文明の二元論的ですが、本来、心と体は分かれてあるものではなく、一つであるというのが東洋的ですね。

心を感じてその体の病を知り、その体の状態から心の実態を観ようとするのが、鑑定の姿勢なのです。

            四つ葉            月            四つ葉

今、現代はご存知のように、私たちの体は、『 遺伝子組み換え食品 』(以下GMと言います)という未曾有のモノに出会っています。                            それを食べ続ける事が体にとっていいのか?悪いのか?              分からないままに、正確な情報がマスコミでも知らされないまま、

GMはまだ、絶対に安全であると証明されないままに事が進んでいるようです。   新聞各社もGMを取り上げる記事に、本来なら賛成派、反対派のそのどちらの意見も載せるべきなのに、どちらかというとGM推進派の記事が多く見られます。                                              今回この話題を書くきっかけは、                                政府が今年新たに、GMテンサイ(甜菜)の安全性を認可したというのを知ったからです。というのは、今年の春、初めてアメリカ西部の農家がGM甜菜を作付けしたからです。モンサント社の除草剤ラウンドアップを掛けても枯れない耐性を持つテンサイです。                                               これは、主に砂糖に加工されるためで、                                     砂糖そのものでは売れないので、当然いろいろな砂糖の入った加工食品に入れて使われます。お菓子、子供向けのおやつが多いはずです。

子供たちはそれを知らず、食べます。                              次世代、その次世代に何が起こるか分かりません。

GMテンサイが初めて収穫されて、商品となって来年春ごろから店頭に出ます。

政府が安全性を認可したといっても、アメリカから輸入できるように法の準備をしたという事です。安全だということでは決してありません。                    不安に思っている人がほとんどでしょう。アメリカのNPOや日本の団体が政府を相手取って訴訟を起こしています。

男性のみなさんも関心を持ってください。

そうね、現在も加工食品の商品の裏の原材料表示の” 砂糖 ” というのは、半分以上がテンサイで、残りがサトウキビから作られています。                  それらをいちいち分けては表示していませんね。                      砂糖のGM原料表示は必要ないので、GM砂糖を食べているのかさえ知ることができないです。

日本の表示方法では、GMテンサイが使われて砂糖が作られても、遺伝子組み換えの表示をしなくてもいい、となっています。

日本は、アメリカなどのGM作物を輸入する為に、80件のGM作物の安全評価をすでに終了しています。日本は年間のお米の生産量の1.5倍にもなるGMトウモロコシを輸入し、年間のお米の生産量の0,5倍のGM大豆を輸入していますが、その80~90%がGM大国アメリカからです。

GM大国のアメリカでは、GM大豆、GMトウモロコシは、そのほとんどが家畜の飼料に使われています。                                        日本のように、毎日の主な食品、豆腐や、サラダ油やナタネ油、醤油、味噌、納豆のような毎日多量に口にする食品には使われていません。               日本はアメリカが家畜のエサにするようなもので、主要な食品を作っているのですね。

GMに周りを取り囲まれているのに、何かあまり実感がないのは、マスコミが全く負の情報を流さないという事と、すべての商品にGM原料を使っているという表示が義務付けられてないからです。食用油、サラダ油、マーガリン、醤油、マヨネーズも、原料は現状では表示されていないし、外食もメニュウーに表示されていません。家畜の餌、ペットのえさ、種子等も、表示しなくてもいいからです。

これでは、消費者の権利を守っているとは言えませんね。                        選ぶ自由はないのと同じです。                              アメリカの貿易赤字の問題もあるのでしょうが、今年の夏ごろのY紙の【食ショック】というコラムに、アメリカのシーファー大使が日本の食糧自給率をどう思うかというインタビューにこう答えていました。

『 日本の農家は高齢化が進んでいって状況はもっと悪くなるだろう。               すべての食べ物を自給するのは不可能だ。解決法は日本がもっと農業市場を開放する事だと思う。輸出規制をアメリカはしないのが信念だ。                   世界は新しい技術で十分な食料を生産する事ができる。その一つの例が遺伝子組み換え技術だ。』 と。

日本の食料自給率を上げるのは、遺伝子組み換え技術だ。                あたかも100%の善意のように、親切な?提案をされていました。             アメリカの遺伝子組み換え食品をもっと買いなさい、ということでしょうね。

農業=食料=いのちという循環が、アグリビジネスや投機的な経済戦争のなかに組み込まれている事が不幸です。

           いなずま          いなずま           いなずま

生命体の危機という事は、同時に精神的な危機が実は存在するのでしょうね。                                             根っこのない心で、どんなに贅沢を追っかけて自己満足したところで、             信念を持って自分の命すら守れない、、、大人たち。                       子供という命の継承者すら守ってやれない 。  恥ずかしいです。                             実は足元でとっても怖いお話が始まっているのではないのかしら、、、

あぁ、これらがすべて妄想であることを祈るしかないですね。






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Last updated  January 2, 2009 12:24:26 PM


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