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『東洋の復権』 

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December 11, 2008
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カテゴリ:自然な生き方
今日、今年最後のバラの花を、ぜんぶ切り取りました。                                                                                                     もう、遅かったくらいなのですが                                                  最後のバラの花を束ねながら、一年間咲き続けてくれたバラの木をねぎらって、バラの木の冬支度を終えました。 

           葉           四つ葉           葉           

ところで、やたら、明るいCMが多いですね!                                      大企業のリストラの人数のニュースと裏腹に、、、、、                           あたりまえなのですが資本主義はモノを売ろうとするのがすごいですね。     

そんな良い事づくめなこと 、あるわけないのに、、、                                       マスコミからの情報は受け取るだけではなく、しっかりと疑ってかからないとダメね!  そう思います。

今の世の中は、西洋文明の二元論に席巻されています。               男と女、男が強ければ女が不幸とか、良い、悪いの二極に対立させて、                                          どちらかが敵という構図をつくらないと正論ではないような見解を強います。  簡単にだれが敵か分かる方が話をすすめやすいのでしょうね。              その方が、楽に消費行動を決めさせられるとでも思っているのでしょうか?  

実際、男は強くなくては困るし、同時に女も幸せでなくては困ります。       

どちらも悪者にすることなく、強い方を抑えることなく、その両方の立場を最大限に生かしていこうとするのが、東洋的運命学の考え方です。

人間にとって便利、良いというホンの目先の価値観を最大の大義名分にして、人工的に作られたものが前回の記事の遺伝子組み換えの大豆やトウモロコシ、テンサイというGM食品でした。                                          この時の敵は『 雑草 』です。味方は農業生産の効率の追求です。

猛毒を排出する薬品工場の排水路の中で生き残っていた細菌の中から、毒薬への耐性をつかさどる遺伝子を大豆やトウモロコシの植物の遺伝子の中へ組み込んだ所から始まっています。

それはなぜか? 大豆畑やトウモロコシ畑に生える雑草を抜く手間を省く為に大量に撒く除草剤をかけても負けない大豆やトウモロコシを作るためでした。    (実際、GM作物を作っていると、大量に撒く除草剤にも負けないスーパー雑草というものが生えてくるそうです。どんどん撒く除草剤が強く、多くなっている。)

雑草ってそんなに邪魔なの?そんなに悪者?                                  そう、それなら仕方ない、、、                                                   悪者を退治するのには手段は選べないわ! そうね、                   そういうようにして二者択一の思想の慣れで、どちらかを選べば安心する、、、  その事自体もう、下手なやり方なのではないですか?                                                    ここらで反省しなければ、、、やり方を変えた方が良くはないかしら?、                      敵よ、悪者だと相手をやっつけていれば、いつまでたっても、戦争はなくならないわ、、、 

実際に私が野菜を買っている自然農法の農家の畑では、雑草にも役割があるって、悪役、邪魔者扱いしていませんよ。                               NHKプロフェッショナルに出演された、
あの有名な無農薬無肥料のリンゴを栽培される青森の木村秋則さんのリンゴ畑は雑草がびっしりと生えています。

そもそも雑草という名の草はない。                                            植物の分類学上の名前ではなく、人間都合による名前といえます。
『 雑草を絶滅させる最もいい方法は雑草をそのままにしておくことだ。 』
という学者がいます。                                                    雑草は、土を進化させようとするのが役割のようです。
雑草をそのまま放置すると、やがて林となり森となり、雑草は消えて次の植物に土の進化の過程を譲っていくのです。                                             

人が、「林」や「森」を開墾して、田や畑を作ります。                                 すると、自然界が雑草によって、「林」や「森」へと土を返そうとするそうです。

土は土でこんなこともあります。                                              荒れ地でセイタカアワダチソウが生えていて、半分だけ草を刈る。                        翌年もその翌年もこの作業を繰り返します。
すると、草を刈らないところは十年たってもセイタカアワダチソウが生えている
けれど、草を刈ったところは、アカザやススキが生え、スギナが生え、最後には畑に生えるハコベなどが生えて、草の植生が変わり、土が進化してくるというのです。

ただ人が刈っただけでです。

また、区画整備で造成され、あぜ道だったところが田んぼになる場合などがあります。すると何年経ってもやはり、あぜ道だったところは、周りと比べて収量が悪い場合もあるそうです。

いくら自然の打ち返しでも、畑や田んぼが森になっては困ります。           畑も田んぼも、人が手を入れ、雑草の代わりに作物によって進化を早めていくことで、畑は畑、田んぼは田んぼとしての使命を持ってくるというのです。

土も使命を帯びてくると自然農業の農家は言います。                              人の意識がその使命を強めるといいます。
だから土に意志をもって望むことが重要だというのですね。                           モチベートすることなのでしょうか。

           月           晴れ           月

物事を意義付けることの重要性を感じます。                                            大事なことは、その意義付が、自然に沿うように意識すること、                           周りの生き物の呼吸を意識する。自然を意識する。
それが、まずは後々の自然や無意識からの仕返しを受けない条件のようです。
それは、運も同じです。                                                       あなたの幸せの場が、願っている物事が、運が向いてきたという気配が、無意識に形作られ、静かに動き出してくるように思います。

人間に都合悪いからと、何でも排除しても良いなんて!                             人間より古い生物を邪魔だなんて、自然界から追い出そうなんて!        もうそんな自然との付き合いをやめましょう。                                          何だって、お互いに必要だから存在するのに、                                             廻りまわって人も、その恩恵を受けているに違いないのだから。                          身近な自然のありようをそのまま受け入れてみる、                                     そういう生き方に変わっていかなければいけない、、、そう思います。

雑草の成功戦略

著者: 稲垣栄洋  《 NTT出版 》

 






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Last updated  January 2, 2009 12:19:05 PM


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