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『東洋の復権』 

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October 10, 2009
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カテゴリ:悩みの原因

(西行法師)                                                    

    心なき身にも哀れは知られけり  鴫立つ沢の  秋の夕暮れ                                                                                                                                                                                                                          

(藤原定家)

    見渡せば花も紅葉もなかりけり  浦の苫屋の  秋の夕暮れ                                                                                                                                                                                                  (寂蓮)               

    寂しさはその色としもなかりけり  槇立つ山の  秋の夕暮れ
                       

日本人ですね~  身体中のDNAが疼きます。 (笑い)                            ご訪問ありがとうございます。                                                            

今日は、ドビュッシーの 月の光  (4分27)  を どうぞ!                            

新古今和歌集の " 秋の夕暮れ " と、                                           ドビッシーの月の光のコラボ、いかがですか?                                    心に染み入る秋の月光、ピアノの音色、秋清しですね・・・

  星  月  星  

このところ入ってくるスケジュールに圧迫されていまして、綱渡りのような日々を送っています。" 入るもの拒まず、 " で、これも何かの縁、と頼まれたものは全て受け止めてやっていますが、、、                                           やっぱり頼られたら断れないですよね~ (笑い)                                                                          これが、弱みです。 あはは~

じつは、10年近く、運命鑑定でご相談に来てくださっている方がいます。Aさんとします。みなさんが、それぞれ長いお付き合いなので、特別とも思えないのですが、遠方の為に、一度もお会いしたことがなく、すべてお電話でした。あっと云う間の10年間に、小学生だった息子さんがもう、大学生~。姉である娘さんは、無事、医学部へ入って、4年後はもう、女医さんですって。                                                          本当にいろいろあって、その時々に話したことが走馬灯のように、記憶のなかで巡ります。                                                             一人の人の話を聴き、共に考え、間違いない方途を指し示す事は、運命学に基づけば、そんなに難しいことではないのですが、                                            実に不思議なご縁!                                                               みんな、身内以上に何でも知っている間柄になるものです。                             

先々月、そのAさんから急に、『 先生、運命学を教えてくれますか?』 と、電話が入り、 " いいわよ! でも、どうやって東北から此方へ通うの? " と訊けば、『 息子が4月から東京の大学に入ったので、一週間位なら泊まって先生の所へ伺えます。』 とのこと。Aさんも運命学を勉強する余裕が出てきたのだと、ほっとした次第です。                                                 じゃぁ、頑張ろう! という事になり、それから彼女の上京の折にほぼ毎日?お互いに時間をやりくりして、Aさんとの運命学の集中講座が始まりました。今月で2ヶ月目、Aさんに手ごたえはあったようです。

Aさん 『 自分の事がもっと、解かるようになりたいです。後は、主人の命式ね。教えていただいて自分に欠けているものがよ~く解かったので、主人を責めてもねぇ~と気づきました。お互いに、私だけが被害者ではないかもしれない。 』                                 

私  " お~、よくぞ分ってくれました! そこよ。                               それが運命学の醍醐味なのよ! 他人に言われればイヤな事も、自分で気が付ければ、得したみたいでしょう ? "

Aさん 『 ええ!』   

自分の悩みのすべての原因は、自分の中にあるという事が分って、はじめて本当の自立が始まると思っています。                                               自立というものを、観念的に、理屈で頭から知ったところで、何にもなりません。言葉の遊戯に終ります。言葉だけの議論はむなしいです。                                    難産ですが、こうして自分を解かってからの方が自立を理解しやすいのです。これから、Aさんは、益々、運命学の佳境に入っていくでしょうね。子育ても終って、運命学への挑戦、どう成長されるのか頑張りましょう。                                                    

信じるに足るものさしで、自分を冷静に客観的に観て、                             自分のゆがみに気づく事、それそのものが、                                                      人生のあらゆる良いことも、悪い事も、この自分の中から出ていると云う事を受け入れられるようになり、同時に、すべてが感謝と喜びに変わります。それが、まず、浄化の第一歩です。                                                                              

   炎   ノート   えんぴつ

自然と人が、 人と人が、  自分と自分が、                                   もっと深く、関っていくことができますように。    

スマトラの地震、竜巻、あらゆる天地が、どうか納まりますように。                                

インフルエンザが、鎮まりますように。 

秋の夕暮れ、月に向かって静かに祈りましょうね。

 






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Last updated  October 10, 2009 10:11:24 PM


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