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しっぽのきもち

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2006.10.19
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カテゴリ:お出かけのこと
すっかり更新が遅れてしまいました。
これを見に行ったのは月曜日なのです雫
なんやかんやでこの話を書くのが遅くなってしまいました。

劇団四季の『異国の丘』浜松公演を観にいってきました。
劇団四季の「昭和三部作」のうちのひとつです
他は『李香蘭』『南十字星』。
実は私は劇団四季のミュージカルを観るのはこれが初めてです。
『異国の丘』が東京(だったと思う)で公演されてるときに
行ってみたかったのですがその時はいけず・・・。

念願かなって
全国公演が決定し、
浜松公演の日がちょうど自分の休みとかさなったため
実家の母を誘っていくことにしました。

お話の内容なのですが・・・
大変に重く考えさせられるものでした。
戦争ものなので
実家の母は「あんまり・・・」と敬遠しておりました。
(戦争体験者なので・・・)

話の内容を説明しようとすると
うまく伝えられないので
四季のサイトをよかったら覗いてみてください
なんと無責任な・・・

幕が開いた直後に
シベリア抑留者達の悲しい歌。
極寒のシベリアで強制労働に就かされ
飢えと寒さで亡くなっていった多くの名も無き兵士達の歌。
愛する妻、子、父母を思いながら
祖国の土を踏まずして冷たい土の中に眠っている兵士達。

寒かっただろう。
辛かっただろう。
無念だっただろう。

それでも彼らは
愛するものたちの幸せを願ってやまなかったのだと思います。
テーマソングの『明日への祈り』では
「時が流れ、自分の命が果てても
愛する者たちが幸せであるように
その思いが空を越えて伝わってほしい」
と歌われています

劇中でも何度も何度も涙が溢れてきてしまい
止めることはできませんでした。

今、私たちがいるこの『平和』が
そういったたくさんの方の命の犠牲のもとにあるのだということを
私たちは忘れてはいけないのだと強く感じました

これからまだ全国ツアーは続くようですので
チケットが手に入るようでしたら
ぜひ観ていただきたい!と思う作品でした。

もう二度とあんな無意味で悲惨な戦争が起こりませんように・・・






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最終更新日  2006.10.20 00:01:24
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