勢いに乗って、2つめの日記です。
全く鼬ネタではないのです
果たしてネタにしていいのかどうか・・。
実は先日 交通事故に遭いました。
厳密に言うと、乗っていた車が事故を起こしたわけですが・・・。
そこは年に数回使う強烈な山道なのですが(キジもカモシカも出ます)
その日は雨が降っていました。
私は助手席でウトウトしていたのですが
普通ではあり得ないほどのオフロードな振動と
バキバキという何かをなぎ倒す音と
ダンナの尋常じゃない叫び声で目が覚めました。
でも、私は夢なのか現実なのかイマイチ分からず。
意識がはっきりした時に
「このまま落ち続けるの?!」と感じました。
雨で濡れた路面で車はスリップし
走行していた左側の谷へ落ちたのです。
なぎ倒した木が反動で元に戻る力に押し上げられ
立っていた杉の木にぶつかって
ようやく止まったのでした。
(折れた木の根も車の下に刺さり、車を支えてくれました)
完全に真横になった状態の車から
運転席側のドアを真上に開け
泥まみれになりながら、
なんとか道へ這い上がりました。
道路から車までの距離は約6メートル。
現場を見たのはその時だけだったけど
その傾斜はかなりのものだと思います。
いわゆる「火事場のクソ力」で這い上がったんでしょうね。
レッカーが来るまでの間、
雨をよけて民家の小屋のひさしの下にいたのですが
あまりの寒さに耐え切れず
近くの民家に身を寄せさせてもらいました。
「今年初めてなんだよ~」って言って
点けてくれたストーブがあたたかかった・・・。
「インスタントだけど」って言って出してくれたコーヒー。
今まで生きてた中で一番おいしかった。
雨に濡れて、泥まみれになって
本当に寒かったんです・・・。
で・・・車は結局廃車にすることになりました。
だって修理に70万円もかかるんだもん・・・。
(車両保険に入ってなかった・・・)
まぁ、私もダンナも無事だし
スリ傷と軽い打撲程度ですんでるし
「奇跡的」に助かったんじゃないかって思ってます。
木がなかったら谷底まで転落して
死んじゃってるよね・・・。
レッカー車で来た車屋さんが現場を見て絶句してました。
「よく助かったね」って・・・。
いろいろあって、帰宅したのは夜の9時過ぎになって
小太郎と紋ちゃんの顔をみて
ホッとしました。
この子達のためにも絶対私は死んだらいけないんだ
あぁ~~
無事でよかった~~~(泣)
生きてることって当たり前なんて思っちゃいけないんだって
ちょっとした一瞬のことで、人の命なんてどうなるか分からないんだって
身にしみて実感しました。
今でも時々車が落ちる時の雰囲気って思い出しちゃうし
車も買い替えで我が家の財政は火の車。
命の代償は大きいです。
まぁ、なんでも「命あってこそ」のこと。
生きてるって素晴らしい!と感じることができたし
いい人生勉強になりました。
それにしても・・・恐ろしい出来事だった・・・