空っぽ
(生と覚醒(めざめ)のコメンタリー2:p92:クリシュナムルティ:春秋社)より引用(一部変作)『大切なのは、精神があらゆる思考から浄化されつづけてゆくことです。 精神に思考が入るたびに、必要な思考なら使い切ってしまい、不必要な(苦を生みだす)思考なら捨ててしまい、精神を空っぽにすること。 いや、そのような「空っぽにする」といった意志にまどわされないこと。 空っぽになるのではなく、ただ空っぽであること。』 空っぽであるとかないとかは思考に過ぎないから、ただ空っぽであること。「それはそうかもしれないけど、でも、そんなこと言ったって…」というような不必要な思考を捨てて、必要な思考ならばすみやかに利用し消費し、ただ空っぽであること。