2013年08月の記事一覧 | 目の変化びと

おはなし454

「ミルクセーキは過去の飲み物なんだろうか？」「いいえ、未来でも飲むみたいですよ」（乗組員は、宇宙船で2年くらい寝ていたので、カロリーがいるのです）「だけど、未来の宇宙船なら、ミルクセーキよりカロリーが高い飲み物がありそうなものなのに」「きっとミルクセーキが好きだったんでしょう」「え？　誰が？」「『カロリー値の高い（　　）を摂取せよ』というせりふの（　　）に何を入れるか考えた人です」

2013年08月30日

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新しくはない

「思考を落とす試みを日常的に断続的にくりかえすこと」についてなら、古来、多く語られてきている。聞く耳を持たないだけである。でも、まあ、これは、「規則正しい生活や運動が身心にいいよ」と言われても、あまり聞く耳を持たないのと同じようなものだろう…

2013年08月29日

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おはなし453

「ミルクセーキが飲みたいの？」「フラワーブローチがほしいのです」「ふらわ？」「森永ミルクセーキでフラワーブローチがもらえるのです」「当たったらどうするの？」「もらえたらそれで満足ですから、欲しいならあげますよ」

2013年08月28日

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おはなし452

いや、グレイハウンドに餌をやる話ではなく、そもそも、1950年代のアメリカに行こうという話ではなかったか？「そんなふうだったかもしれません」「餌は？」「おなかすいたので、食べてきます」ぼくはきつねうどんを食べ、1950年代のアメリカ少年は、巨大ミルクセーキ

2013年08月25日

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おはなし451

グレイハウンドバスが到着するのを待つ間に、そもそもグレイハウンドとは何か、実物を垣間見ることにしよう。これは、グレイハウンドとグレイハウンドバスとの関係を表現しているつもりであり、そもそも深い意味を追求しているわけではなく、意図はわかりはするが、なんだかだまされているみたいだ。こんなことでは、グレイハウンドバスに乗るまえにグレイハウンドに餌をやらなくてはならないはめになってしまいかねない。

2013年08月23日

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ナチュラル（映画）

野球映画なのですが、主演のロバート・レッドフォードは、なんと、20才のときの主人公の役（これは主人公が20才のときの顔です）と、35才のときの主人公の役（これは主人公が35才のときの顔です）と、両方の役を演じているのですが、どう見ても年令差を（わざと）無視しているようですごい。しかもですね、なんと、作品撮影時、ロバート・レッドフォードは47才（くらい）です！47才で20才と35才を、ほとんど工夫なくそのまま演じて、しかもよくできた映画として成り立ってるなんて、すごい！しかも、35才のとき急に胃が痛くなって緊急で運ばれたのが産婦人科病院で、胃の手術をしたら20才のときに撃ちこまれた銀の銃弾がおなかから出てくるのですよ !　うーん…そして最後もすごい !おもしろかった。

2013年08月22日

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おはなし450

とりあえず、グレイハウンドバスに乗らなくては……ということで…グレイハウンドバスのバス停にて、グレイハウンドの絵柄を背にした彼は「お前はスポーツ選手に向いていない」などと父から言われつつスポーツ選手をめざし、グレイハウンドバスが到着するのを待っている。

2013年08月21日

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寒い国から帰ったスパイ（映画）（ニコニコ動画）

風景・光景・物たちの美しい白黒フィルム映画です。無料で（いまのところ）見れます。おもしろかったです。「ニコニコ会員登録」が必要ですが、無料で登録できます。寒い国から帰ったスパイ 1/6（クリックしてね）寒い国から帰ったスパイ 2/6（クリックしてね）寒い国から帰ったスパイ 3/6（クリックしてね）寒い国から帰ったスパイ 4/6（クリックしてね）寒い国から帰ったスパイ 5/6（クリックしてね）寒い国から帰ったスパイ 6/6（クリックしてね）

2013年08月21日

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撮影散歩、ふたたび

ネットで見つけた近所の野球場の写真と、じっさいに行って撮った同じ（はずの）野球場の写真とが、似てはいるが、別の野球場かもしれないと疑い、そういえば近所（と言っても歩いて40分以上）にもうひとつ野球場があるのを思い出した。ということで、日をあらため、真相を解明すべく汗だくになって、もうひとつの野球場へ向かうこと45分、目に入ったとたん、これはちがう…ということは、おそらく、（ネットで見つけた写真）と（じっさいに行って撮った写真）とは同じ野球場、ということになる。そうであるならば、疑問点は、ネットで見つけた写真に写っている夜間照明と建物が、なぜじっさいに行って撮った写真には写っていないのか？いずれ確認しなくては…■これは、撮影散歩（クリックしてね）のつづきです。

2013年08月17日

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おはなし449

とりあえず、グレイハウンドバスに乗る。「でも、これ、アメリカじゃないわよ」「え？」「グレイハウンド（greyhound）のあとに、偽物みたいに uk ってついてる」「ごめん、まちがえた」やりなおし、グレイハウンドバスに乗る。グレイハウンドバス（クリックしてね）「でも、これって、乗ってないじゃない、追い越しただけじゃない」「ごめん」「しかも1950年代じゃないじゃない」「まあいいじゃない」

2013年08月16日

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おはなし448

「どうしてダイマキシオンカーに乗れないの？」「どうやらシカゴ万博中に壊れてしまって、そのあと実用化しなかったらしい」「じゃあ、しかたないわね」ということなので、1950年代のグレイハウンドバスに乗る。「どこへ行くの？」

2013年08月15日

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あきらめ

「目の変化」を伝えるのが目的だったとしたら、もうひとりでさえ、「目の変化」が伝わるのはほとんど起こらないと判断したので、やめる。それで？

2013年08月15日

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撮影散歩

近所の、ある特定の場所の写真をネットで探しておいて、わざわざそこへ出かけて行って、じっさいに撮ってみる。考えてみれば、観光地で写真を撮る人は、前もって何かで見たことのある場所の写真を撮っている。撮る物や場所が有名かどうかのちがいになる。まずはネットで、これから出かける場所の写真を探す。歩いて40分くらいのところに野球場を見つけた。これにしよう。こんなふうに撮るには野球場の中に入らなくてはならないのだが、南京錠がかかっていてフェンスの中に入れなかった。ということで、フェンスの隙間から撮りました。夏休みだし、試合とか練習とかしているかもしれないと思ったが、誰もいなかった。それにしても、ネットの写真に映っている夜間照明がないのは妙だ。使わなくなった照明を、別の野球場に持っていったりするだろうか？わざわざ気温35度とかなのに片道40分も汗だらけで散歩して写真を撮りにいった野球場と、ネットで探した野球場は同じなのだろうか？そういえば、木々や建物の様子もおかしい。そういえば、歩いて40分くらいのところにもうひとつ、野球場があったような…いずれ確認しなくては…

2013年08月11日

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おはなし447

「グレイハウンドバスじゃなくって、ダイマキシオンカーに乗りたい」「ダイマキシオン？」ダイマキシオンカー（バックミンスター・フラー作）は、 1933年のシカゴ万博で走った。ダイマキシオンカー（クリックしてね）「だけど、1933年のシカゴ万博のダイマキシオンカーに乗って1950年のシカゴまで行けない」「どうして？」

2013年08月10日

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おはなし446

「いつまでもこうして海にすわっているわけにもゆかないだろう？」「行き先は？」「1950年代のアメリカ」「どうやって行くの？」「グレイハウンドバスに乗って」『グレイハウンドバスは、1931年時点で100万ドル以上の負債があったが、1933年のシカゴ万博の開催によって旅客数は劇的に増加する』

2013年08月09日

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矛盾

「感覚の変化を相手にも起こして、「世界」の美しさを実感する人々をふやしたい」という目的のために、「身心をからっぽにしようと試みること」を人にすすめたところで、うまくゆく確率はあまりに低い。身心をからっぽにしようとすることと、「感覚の不可逆的な変化」は別だ。関係してはいるが、別だ。だけど、それでもなお、「身心をからっぽにしようと試みること」は貴重だ。それは、身心を落ち着かせてくれる。

2013年08月07日

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おはなし445

「迷うことはないだなんて、じゃあ、迷うことなく何をすればいいのですか？」「そうやって迷ってるくらいなら、身心をからっぽにすればいい」「でも、あなたはこのまえ、身心をからっぽにするよう人にすすめるのは結局むなしい、というようなことをおっしゃってたような…」「それでも何をするか迷ってるくらいなら、身心をからっぽにするよう試みたなら、身心が心地よくなる」

2013年08月04日

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ゴーストライター（監督：ロマン・ポランスキー）

パソコンがこわれて、10数年ぶりに新しいパソコンになったら、hulu（月額980円で見放題）で、これまでなら画質レベルを［低］に設定しても映像が途中でとまったり動きが鈍かったりしていたのが、なんと画質レベルを［高］より上の［HD］に設定しても、細部までくっきりした映像がスムーズに流れてゆく。ということで、 hulu（月額980円で見放題）で『ゴーストライター（監督：ロマン・ポランスキー）』を見たのですが、物語もおもしろく（最後の最後が気に入りませんけど…）、パソコンで見た映画としてはとにかく映像が美しかった。

2013年08月03日

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おはなし444

もし、あなたがやりたいと思っていたことが、ほとんど不可能なことだと確信したら？「ほかのことをしたほうがいい」「ずいぶんつきつめて、見つけたつもりだったんだけど…」「だけど、ダメだと判断したんだろ？」「1回だけ、うまくいったものだから…」「それで？」「どうすればいいのですか？」「そうは言っても、おなかはすく」「食べました」「運動不足かもしれない」「体操して散歩してきました」「何をする？」「わけがわかりません」「すべての行為が迷いなら？」「え？」「迷いはない」行為がすべて迷いなら、すべて迷うこともない。

2013年08月02日

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私の行為は愚かである

(大乗仏典1：善勇猛般若経：p228/p229：中公文庫)より引用（のようなもの）『「私は何々をする」とは、たんなる思い迷いにすぎず、「私はここで何々をする」とは、ことばのもてあそびにすぎず、「私はこういうわけで、何々のため、何々をする」とは、欲得によるものにすぎず、「私はこういう状況なので、何々をする」とは、みだりに考えられたものにすぎない。』

2013年08月01日

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