世の中の仕組み
以前、役所(最寄りの出張所)に行って、「住んでない人が住民票に同居人という続柄で入ったままなので、除いてほしい」と頼んだら、「住民票の移動は本人の許可がないとできません」「本人は移すつもりがないのです」「では、別世帯にされてはどうでしょう? それなら本人の許可なくできます」と言われたのでしたが、なんだかおかしい、と思っていました。最近、『住民票の移動の手続きをしないと、住民基本台帳法違反(住民基本台帳法第22条)になります』というのを知ったので、もういちど頼みに行きました。役所(出張所)にて対応してくれたのは、前回とは別の人だったのですが、「住民票の移動は本人の許可がないとできません」「本人は移すつもりがないのです」「それでしたら、別世帯にすることは、本人の許可なくできます」「でも、別世帯にしたところで住所はそのままだと、選挙のとき、住んでいない人に投票のハガキが送られてきて、法律上、おかしいのではありませんか?」「そういうことでしたら、こちらは出張所ですので、区役所に行って手続きしてください」と言われ、区役所に行ったら、「(住んでないことを確認するのに)1年くらいかかりますが、手続きします」とのことだった。なぜ、ここの出張所では、「本人の許可なく住民票は移せないので、別世帯にすればいい」という法律上おかしい対応が、マニュアルみたいになってるんだろう?