ガロワ理論がわからない(その1)
結城浩さんの「数学ガールシリーズ(フェルマー・ゲーデル・ガロア・その他)」に嵌まってしまい、でもまあ、フェルマーとかゲーデルとかだと、がんばっても自分にはきっと理解できない、という自信があるから簡単にあきらめれるのだけれど、ガロア理論は、なんというか、非常におもしろいらしいと予感され、しかも、がんばったらおもしろさがある程度わかる気もして、「数学ガール ガロア理論」(数学書は紙の本に限ります)を何回か読んでみたものの、後半が何のことだかほとんどわからず、というか、前半は後半のための準備にすぎないので、ようするに何が書いてあるのかほとんどわからず、にもかかわらず、非常におもしろいことが書かれているらしいのは確信され、「数学ガール ガロア理論」の巻末のおすすめ本で紹介されてる「ガロアの群論」(中村亨)を読んでみたものの、何が書いてあるのかほとんどわからず、にもかかわらず、いよいよ、非常におもしろいことが書かれているらしいのは確信され、レベルを落とさなくてはと、おなじく「数学ガール ガロア理論」の巻末のおすすめ本で紹介されてる「13歳の娘に語る ガロアの数学」(金重明)を読んでみたものの、何が書いてあるのかほとんどわからず、にもかかわらず、いよいよ、非常におもしろいことが書かれているらしいのは確信され、おなじく「数学ガール ガロア理論」の巻末のおすすめ本で紹介されてる、13才のころの自分を想定読者にして書いたと解説のある「天才ガロアの発想力」(小島寛之)を読んでみたものの、何が書いてあるのかほとんどわからず、にもかかわらず、いよいよ、非常におもしろいことが書かれているらしいのは確信され、こうなったら、結城浩さん・中村亨さん・小島寛之さんが3人ともに、巻末でおすすめ本として紹介している「代数方程式とガロア理論」(中島匠一)を読むしかあるまいと手に取ったものの、これは、ようするに数学書で、まずは数学の基礎を勉強しなくてはならないのか?という感じなのですが、これからガロア理論を探検してゆく(生きておれば何年かつづける予定です)なかで、感心したこと(わからないなりにたくさんありますが)のひとつとして、「対称性」について、おおっ、と思ったのは、「目を閉じているあいだに、対称的な動きをされたら、目をあけたとき、対称的な動きをしたのかしなかったのか、わからない」たとえば目のないさいころ