素数の不思議
素数なら、たとえば、7なら、1から6までの数のうち、どの数でも、たとえばその数をAとして、くりかえし7回掛けた数(Aの7乗)を7で割った余りを計算すると、なんと、すべてAになるのです!どういうことかというと、1×1×1×1×1×1×1=1、を7で割った余りは、1。2×2×2×2×2×2×2=128、を7で割った余りは、2。3×3×3×3×3×3×3=2187、を7で割った余りは、3。4×4×4×4×4×4×4=16384、を7で割った余りは、4。5×5×5×5×5×5×5=78125、を7で割った余りは、5。6×6×6×6×6×6×6=279936、を7で割った余りは、6。というように、なんと、余りはすべて、その数自身になります!そしてなんと、どんな素数でも、このようになります。