将棋の左右
将棋の駒のはじめの並べ方は、飛車と角を(先手も後手も)入れ替えても、左右が入れ替わっただけで、ゲームとしては同じである。普通に並べて(飛車が右、角が左)ゲームが進行すると、居飛車党のひとは、飛車が盤上の右側にいることが多く、振り飛車党のひとは、飛車が左側にいることが多い。居飛車党のひとが、居飛車対振り飛車の将棋の検討をするとき、居飛車側から見た盤面(飛車が右側にいることが多い)で検討するほうがわかりやすい。ところで、驚いたことに、居飛車党の将棋のプロふたりで、振り飛車対振り飛車の将棋(どちら側から見ても飛車が左側)の検討をするとき、わかりやすくするため、なんと、盤上の駒すべて、左右を入れ替えて検討していた!