何かを楽しんでいるならば、良いことをしている。
ありがたいと思って何かをするだけで、それだけで人に喜んでもらえると思えるのは、たとえば歯を磨くとして、歯ブラシなり歯磨きチューブなりコップなり、それらを作るのに関わった多数の人たちのおかげで歯を磨けてありがたいと思えば、逆の立場に立って、何か(たとえば歯ブラシ作りに関わるとか)をして、見知らぬ人である誰か(たとえば歯を磨く私)にありがたいと思ってもらえれば、それだけでうれしい、と思えるならば、立場を戻して、何にせよ、ありがたいと思っただけで、その何かに関わった人に喜んでもらえている、と思える。なので、ありがたいと思っただけで、人(見知らぬ人)の役に立っている。