目の変化びと
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冬の祭り冬が私を満たす頃祭りの宿に招待されたただひとりの宿泊客(雪だるまの首は)すこし浮かせて傾けてコップの底の氷をすべらせる縁に氷が触れる音がしてこのあたりはすでに祭りだと告げる冷えたコップを手にしたまま冬の祭りはひろがっていく(雪だるまの球と球の接点)なんという静けさなんだろう窓のむこうはひそやかな冬の祭りだこんどの祭りは果てないかもしれないうなずいて私はとがった氷の破片をそっと飲みこんだ
2020年05月30日
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自身で決めた日常生活の時間割とでもいうようなものがあって、昼寝(じっさいに眠ってしまわなくてもいいから横たわる)をすることになっているのだけれど、昼寝のつもりが、そのまま次の日まで寝てしまった。昼寝のあとの予定がぜんぶできなくて、なんだかまちがったことをしてしまったような気になりもしたが、考えてみるに、しなくてはいけない予定があったわけではない。ほとんどの予定が、自由時間のための予定であってみれば、できなかったからといって、ほとんど困ることはない。
2020年05月27日
コアラの指紋は人間そっくり、とか、おもしろい。動物の不思議(クリックしてね)
2020年05月24日
くうかんをたべるタオルの糸にちからをくわえ白いくぼみをつなわたり似た動作をくりかえし小さな空間を皿にもるまひしたような頰のけはいにくちをひらく私の小さな空間を食べた
2020年05月20日
この写真、なんとも奇妙な感じがします。奇妙な感じ(クリックしてね)
2020年05月17日
果物→野菜→肉、と食べて、そのあと食べたくなったら、炭水化物、というのがいいような気がするのだけれど、どうかな?
2020年05月16日
僕らは、ついつい、解決すべき問題(点)がある(かのように)思って(思いこんで)、つまらない人生を暮らしてしまうのだ、けれど、じつのところ、「私は死ぬ」のであってみれば、「解決すべき問題」の問題(点)が、まったく別のふうに見えてくる。
2020年05月13日
横じまが見えるときピンクな安易に囲まれてそんなバカなと思い(たい)のは、生活(上)の線が揺れてこんな(にも)物に立つのは、『 横じまが見えるときはいつも 世界には赤が多すぎる 』
2020年05月10日
コロナ拡散防止対策(クリックしてね)よくもまあ、こんなの思いつくなあ。しかも、実行してしまうなんてすごい!
2020年05月06日
ロックダウンに反対すべく、銃を持つ市民が議会へ押しかける!アメリカ!(クリックしてね)アメリカでは、なんと、州によっては、なんと、議会とか大学とか、銃を持ち込む自由が認められてる!
2020年05月03日
あさいひに浅い火に土を捨てるいやにひびく電気音そいつは統計上の問題なのかどうだか首をかしげ火を見るその日の夜浅い火に土色の土を捨てた
2020年05月01日