■語彙が豊富であるほど、ストレスを感じることが少なくなる
あるアメリカ人の著者の本に、面白いことが書かれていました。語彙(ごい)が豊富であればあるほど、ストレスを感じることが少なくなる、ということです。(略)ここで、非常に簡単な例を出して説明しましょう。例えば、「だいだい色」という言葉を知らない人がいたとします。その人にだいだい色のものを見せて、何色かと尋ねてみたら、どうでしょうか。「黄色でもないし、赤でもないし、なんで言えばいいかな。 赤みがかかった黄色とでも言えばいいか…」「だいだい色」という言葉を知っていれば、すぐに、「だいだい色」と答えられるものを、ああでもない、こうでもないといろいろ考えていると、それだけストレスを感じます。これは、簡単な例として出しましたが、語彙が貧弱であればあるほど、何かを表現するのが困難になるほどと容易にお分かりいただけたでしょう。また、自分自身が何かを表現するときに、ストレスを感じるだけでなく、だれかに何かを伝えるときにも、語彙が貧弱であればあるほど、誤解が生じやすく、それによってトラブルの原因になりやすいといえます。ストレスの少ない人生を歩みたいと思うのなら、語彙を豊富にするするというのも一つの方法だといえます。また、それは他人とのコミュニケーションを円滑にする方法でもあるのです。 出典元 「実行力をつける100の方法」 おすすめ度 4.5 著者名 宮崎 伸治 先日、読んだ情報誌の中にも、現代人の語彙の少なさ、ということが書かれていましたが、「最低限、自分の言いたいことを表現できる語彙は、 持っていた方が、自分のためになる」というような結論が出ていました。自分の言いたいことが、もやもやとして、どんなことばで表現していいのかわからない、ということはよくあります。例えばこんなとき、「切ない」ということばを知っていれば、「ああ、今日は、切ない気持ちの日なんだ、 こんな日もあるね、うんうん」などと、気持ちをくくりやすく、納得しやすいけれど、知らなければ、「このもやもやした気持ち、なんだろう、いやだな、 いつまで続くんだろう」と、どうしても気持ちにこだわりがちになるように思います。また、誰かにこの気持ちをわかってもらおうとして、「今日はもやもやとして、切ないんだよね」と、言えれば、「ああ、そんな日もあるよね、何かあったの?」と、わかってもらいやすいですが、「こんな感じで、こんなふうで、なんだか落ち込む…」と言うと、気持ちをわかってもらえるというよりは、「じゃ、こうすれば」とか、「落ち込むなよ」などという方向に話がいくことも多いように思います。もちろん、これは、相手も「切ない」ということばの意味をわかっていなければ、うまく伝わらないのですけど…今の自分の気持ちや言いたいこととピッタリとくることばが見つかると、それだけでも、うれしいし、「ああ、そういうことだったのか」と、ストンと腑に落ち、納得もでき、すっきりとします。また、あれこれ説明するために、ああでもない、こうでもないと考えるそんなストレスからは、開放されると思うので、私も語彙力つけていきたいと思います。ちなみに、この本では、語彙力をつけるために、読書をすることもすすめていますが、わからないことばや気になることばを見つけたら、すぐに調べてみることもすすめています。(特に電子辞書はおすすめだそうです) ■「ぼちぼち、お散歩日記」↓「街角ネコさんたちの実態を知る 」こんなでした~■ぜひ、今日のことばの評価をお願いします。 「ことば探し」の評価はこちらをクリック画面、右側中央になります。 <(_ _)>■「男女の違い、夫婦のあり方」を書いた本、150冊以上紹介↓ 「男女、恋愛、愛・夫婦・結婚」■「ことば探し」メールマガジン(月~金)発行しています。 「今日のことば」以外の過去のことばも紹介しています。 コンパクトで、読みやすい構成にしています→「購読申込み」■「今日のことば」毎月の人気ベスト5もUP↓ 「9月の人気ベスト5」■アファーメーション700以上UP(毎日変わります)↓ 「アファーメーションの書き方、アファーメーション種類」