■私の知人の話だが、ある人が60歳を機に翻訳を始めた。
私の知人の話だが、ある人が60歳を機に翻訳を始めた。それも、漢方医学の膨大な資料を、80歳までに訳そうと思った。コツコツやっていたが、なかなか進まない。そのうちに、そのことを知った人たちが協力を申し出て、2冊の本を出すことができ、いまは3冊目に向けて、がんばっている。これも「好き」という気持ちから始まったことである。作家になりたい、音楽家になりたい、自分が好きな事業を始めたい、徹底して人に尽くすボランティアをやりたい…。人はそのとき初めて、自分の中に眠っている個性に気づく。人生というものは、これからでも変えられるのである。自分の「これが好きだ」という感覚を大切にすること。ここから信念が生まれ、それが「言霊」となり、奇跡の誕生をも呼び込むのだ。 出典元 「言霊の法則 」 おすすめ度 ※おすすめ度について 著者名 謝 世輝 先日、23歳のアルバイト女性と話す機会があったのですが、その女性は、こんなことを言って肩を落としていたのです。「就職、ないんです…いろいろやったんですけど。 もう、私たちの時代はダメですね、何をやっても」「好きなことや、やりたいことはないの?」「そんなことやっても、食べていけません。 好きなことなんて、あきらめました」「私は、何でもこれからだと思うけどなぁ、 早くないあきらめるの?」「夢持っていると、ダメだったとき辛いんで…」私は、こんなふうに思うなんて、もったいないな、こう思っていたら、すべてが面白くないだろうな、そして、本当にダメになっていくだろうな、と、思ってしまったのですが、この女性の中には、このような思いが根付いているようでした。若いうちからこう根付かせてしまっているとしたら…それは信念になり、実現してしまうように思うのです。同じ思い、信念を持つなら、夢に向う、好きややりたいに向う思いや信念、すべてはこれからだという前向きな思いや信念、自分の人生を信じる思い、信念の方が、自分のため、ずっといいように思います。この女性の周りに、「すべてはこれから、なんでもやってみて。 道は必ずあるし、必ず開けるよ」と、力づけたり、教えてくれる大人がいないのだろうか、とも思いました。話す時間があまりなかったので、私の思いを伝えることは、できませんでしたが、何度も、「あきらめたら、何もはじまらないよ。 これからよ、すべてはこれから」と言うと、女性は頷いてくれました。少しでも、前向きに生きてくれることを祈りました。 ■「ぼちぼち、お散歩日記」↓「■本からお話紹介…天才たちはいかにして世紀の発明・発見をしたか 」■ぜひ、今日のことばの評価をお願いします。 「ことば探し」の評価はこちらをクリック画面、右側中央になります。 <(_ _)>■「男女の違い、夫婦のあり方」を書いた本、150冊以上紹介↓ 「男女、恋愛、愛・夫婦・結婚」■「ことば探し」メールマガジン(月~金)発行しています。 「今日のことば」以外の過去のことばも紹介しています。 コンパクトで、読みやすい構成にしています→「購読申込み」■「今日のことば」毎月の人気ベスト5もUP↓ 「6月の人気ベスト5」■アファーメーション700以上UP(毎日変わります)↓ 「アファーメーションの書き方、アファーメーション種類」