■ミツは常に同じ問いかけをした
《ご挨拶とお知らせ》■相談室「楽になろっ!」やっています。 男性も女性も、気軽にご利用ください。 自分の本音を吐露できると、大分楽になりますよ~ ★詳細は→「楽になろっ!」■自分の目標を書き込むカード、 アファメーションなどに幅広く使える 「無地のカード」好評発売中!★詳細、使い方などは→「無地のカード」本格的な選挙活動に入り、協力をお願いするときには、相手の反応や国の規模、経済力などに関係なく、ミツは常に同じ問いかけをした。「あなたのお国について、直面している課題、 抱えている問題、国連のなかでのポジショニング、 日本との関係での問題点などについて お話をお聞かせいただけますか?」すると、どの国の外交官も、喜んでとうとうと語り始める。自分の国のことを気かれて、嬉しくない外交官はいない。すると、30分後には、例外なくミツに話を向けてくる。「私は、すべてをお話いたしました。 次は、日本の立場について木全公使の ご意見をお聞かせください」今度は乾いた海綿が水を求めるように、ミツの話に耳を傾けようとしてくれる。ここで、それ来たとばかりに、こちらの主張を浴びせかけるようなことはしない。落ち着いて静かな声で、簡潔に、日本の立場、何故に日本が立候補したのか、この分野で日本は国際社会でどのように力を発揮し、貢献をしていこうと考えているかなどをについて、5分か10分で具体的に説明する。これに耳を傾けてくれる相手国は、120%こちらの意向を正確に理解し、投票を約束してくれた。出典元 「無名の偉人・木全ミツの仕事」 仕事は「行動(やったこと)」がすべておすすめ度4.5著者名 伊藤 彩子………………………………………………………………………………………… ■■※ まゆの「つぶやきコメントときどき解説」…………………………………………………………………………………………国連大使に任命されたミツさんは、臆することなくどんな国ともコンタクトをとり、偏見を持たず、相手国の事情に耳を傾け、利害関係や資金援助を越えた、打算のない友情を築いていったそうです。その結果すごいことに、3年間の赴任で、選挙は4回程度の当選が常識とされるなか、関わった11回の選挙のすべてで当選をはたしたそうです。(そんなに選挙があるのですね…)ミツさんが公使として赴任した当時、「え、日本がアジアのリーダー国ですって? 我々アジアの国々でそう思っている者はいない」「日本人は外国人の友だちをまったく つくろうしない。自分たちのことしか考えない、 自己中心的な人々だ」「日本人高官がうちのオフィスを来訪されたのは あなたが初めてだ」などとと言われたそうですが、そんな中で、地道に信頼関係をつくっていったということです。昨今、女性差別蔑視発言などもありましたが、緒方 貞子さんやミツさんのように、日本の国際的な立場を高めてくれたたくさんの女性たちが確かにいます。また、現在も多くの方々が活躍しておられます。男性の交渉力や決断力もすごいと思いますが、女性たちの細やかなコミュニケーション力持続力、しなやかな交渉力、カバー力なども、相当すごく、魅力的だと思います。ネットインタビューを見つけましたので、興味がある方は、読んでみてくださいね。↓「木全ミツさんインタビュー」■今日のおすすめ本タイトル:「女性のためのセルフ・エスティーム」著者 :ステファニー・W. ディロン , M.クリスティナ ベンソン出版社 :ヴォイスおすすめ度:3この本のタイトル「セルフ・エスティーム」とは、「自分をありのまま認めて、大切にする気持ち」ということで、世間の目や、時代の風潮にとらわれることなく、自分の価値を評価し、「自分はこれでいいんだ」「そんな自分が好きだ」「こういう自分を大切にしよう」という気持ちのことです。臨床心理学者、精神分析医の2人によって書かれた、女性に「自信」を取り戻すための様々な方法を教えてくれる本です。使える心理テクニック、役立つエクササイズ、がいっぱいです。■「夫婦関係を考えるおすすめ本 33冊」はこちら↓http://www.kotobasagashi.net/yomikata/books2.php■「男女の違いが書いてある 必見!「20冊のおすすめ本」はこちら↓http://www.kotobasagashi.net/yomikata/books2.php■「ことば探し」メールマガジン(月~金)発行しています。 「今日のことば」以外の過去のことばも紹介しています。 コンパクトで、読みやすい構成にしています→「購読申込み」■アファーメーション700以上UP(毎日変わります)↓ 「アファーメーションの書き方、アファーメーション種類」■今日のことばの評価をお願いします。 「ことば探し」の評価はこちらをクリック画面、右側中央になります。 <(_ _)>