■食べない相手に対して、人は苛立ちや怒りを感じる。
《お知らせ》 ■自分の目標を書き込むカード、 アファメーションなどに幅広く使える 「無地のカード」好評発売中!★詳細、使い方などは→「無地のカード」今は、食べ物にそれほどの重みはない。しかし、食べることが受け入れることであるのは変わりはない。相手が差し出した食べ物を、食べないということは、相手を拒否するということだ。親に不満がある子どもは、親が出してくれた食べ物を食べない。手にのせた食べ物を動物が食べてくれたとき人はそこに信頼を感じる。その場の空気に溶け込めないとき、人は、その場のものを食べる気がしなくなってくる。「料理はいっしょに食べる人よって 味が変わってくる」と言うが、まったくその通りで、そのせいで食べなかったりする。だから、食べない相手に対して、人は苛立ちや怒りを感じる。自分を受けれてくれない拒絶を感じるからだ。出典元 「食べることと出すこと」おすすめ度5著者名 頭木 弘樹………………………………………………………………………………………… ■■※ まゆの「つぶやきコメントときどき解説」…………………………………………………………………………………………ふだん何気なく食べていて、「食べること」について、考えることはありませんでしたが、食べることに、こんな意味や思いがあるんだ、と、何かこう深く考えさせられた本でした。著者の頭木さんは、20歳のときに潰瘍性大腸炎を患い、13年間闘病生活を送ったそうです。潰瘍性大腸炎とは、大腸の粘膜に炎症が起きて、潰瘍ができ、頻繁な下痢や腹痛、血便が続き、食べ物もとることが困難になり、改善して寛解しても再発する恐れもあるという難病です。その13年間の闘病生活をへて、現在もこの病気と向き合いながら、「食べること」の究極について考え、そこから学び、食べることと出すことをいろいろな角度から掘り下げてくれる本です。この本には、小説やエッセイからの事例が書かれているのですが、「食べることと出すこと」の観点からの事例なので、今までの格言などと違い、とても面白く、発見がありました。久しぶりに一気に読み終えた本でした。■今日のおすすめ本タイトル:「なぜ「粗食」が体にいいのか」著者 :帯津 良一 (著), 幕内 秀夫 (著)出版社 :三笠書房 (2004/04)おすすめ度:4埼玉県川越市にある「帯津三敬病院」の名誉院長と、病気や健康に役立つ食養法の第一人者の二人が書いた、粗食のすすめ。この本で言うところの粗食とは「日本の豊かな風土から生まれた豊かな食生活」の意味で、この本では「土産土法」というのをすすめています。■「夫婦関係を考えるおすすめ本 33冊」はこちら↓http://www.kotobasagashi.net/yomikata/books2.php■「男女の違いが書いてある 必見!「20冊のおすすめ本」はこちら↓http://www.kotobasagashi.net/yomikata/books2.php■「ことば探し」メールマガジン(月~金)発行しています。 「今日のことば」以外の過去のことばも紹介しています。 コンパクトで、読みやすい構成にしています→「購読申込み」■アファーメーション700以上UP(毎日変わります)↓ 「アファーメーションの書き方、アファーメーション種類」■今日のことばの評価をお願いします。 「ことば探し」の評価はこちらをクリック画面、右側中央になります。 <(_ _)>