さて、ずーっと監視を続けているドリテク株ですが、
仕事が忙しくほったらかしにしている間に動きが出
他様子です。
先ずはおさらいから。
ドリテクにとって大株主である平成電電が10月17日に
東京地方裁判所からの民事再生手続き開始し、そのス
ポンサーとしてドリテクがソフトバンクも蹴散らして
決定したのですが、再生案の提出期限が4月10日とな
っておりました。
ほんとに再生できる案をドリテクに出せるのかという
問題の中、平成電電がマイライン事業を日本テレコム
に75億で譲渡。(3月23日 株価28,220でS高)
その後ソフトバンクを相手取り、前回のブログの内容
のマイライン事業でのいざこざで提訴→そして敗訴。
ますます株主に対しての不安を募らせた結果+村上フ
ァンドの売り攻撃にて株価は下落の方向をたどってい
ました。(株価は1時18,320まで下落)
しかし、村上ファンドの売りを元気よく食べていた大口
さんが居たことも事実であり、その大口さんも世間の明
るみに出ました。
(4月5日開示)
ゴールドマンサックス 125,548株
ドイツ証券 94,161株
三晃証券 50,219株
DKR 219,711株
ライブドア証券は開示が出てないことから、まだまだ玉
は持っている様子です。
ドリテクIRによると、繰上償還期日が5月2日となっており
LDSの動きも今後5月2日までどう影響するか見物です。
もちろん村上さんも数パーセントは保有してるもよう。
いろいろな思惑も含みながらじりじりと騰げては下げを繰
り返し、昨日の15時頃から一気に急騰し終値は19,660とな
りました。
そして引け後の平成電電のIRでは
「平成電電株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:
佐藤 賢治)は、4月10日提出予定の再生計画案が受理さ
れ、必要な諸手続きを経ることを条件に、当社が運営する
直加入電話サービスCHOKKAに関して日本テレコム株
式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長:倉重 英樹)
と相互に接続し、同社の直収役務を利用したサービス提供
形態に変更することを3月30日に基本合意いたしました
のでお知らせします。今後、日本テレコム株式会社との最
終合意契約締結に向けて協議を継続する予定です。」
とのコメントが。
平成電電と日本テレコムが事業でがっちり手を組むと言う
ことでしょう。
ただ、文法的に受理されて基本合意に達したのか、または
受理された暁には手を組みましょうと合意したのか・・・
ちょっと理解に苦しみましたが、ドリテクのIRは出てな
いのでまだ受理されてはいないでしょうね。
ただ、日本テレコムも馬鹿では無いので、受理される事を
何かの形で確信したとは思います。
でないと、時間の無駄だと思いますから・・・
しかしまだ受理された・されるといった確証は無いわけで
すからまだまだ気は抜けぬところ。
本日の前場ではGUから始まり寄り後20,100と上昇した後
に再び19,900台。
前引けは20,010となっております。
素人の私の考えとしては、大口メンバーは平均19,500位で
拾い集めたと解釈しております。
ごく最近のチャートからは、ホルダーがふるい落とされて
底値を確認したデイトレーダーや2、3日短期組も参加し
ていると思っております。
ここ数日のチャートを見る限りでは大きな売りは無くなり
引け前に買って、寄りで売ってるように感じ取りました。
これからの動きを私的に考えてみました。
ちょっとおもしろい動きなので期待を込めて妄想して居ます
先ずはこのまま上昇トレンドが作られて若干ブレながらも上
昇していくかなと。材料の出方が少しずつなので、なんか引
っかかるのですよね。
もちろん再生案も受理され騰げて行きそうですが、平成電電
やドリテクの膿もその後出そうな感じがします。
膿の内容にもよりますが、中長期で持とうと思ってない人達
はそこで売りに走り、外人さんもそこでとどめを刺すような
売りをほのめかし見せるのではないかと。
そこでまた個人さんをふるい落とすような気がします。
そしていったん今の値に戻る局面を作りあげてから、大きな
材料を提示され急速に誰かが食べ騰がるような相場を形成し
て行くのではと勝手に組み立ててみました。
そうなったらおもしろいのにな~っと。
まあ今日の後場からの展開が楽しみです。
大引け後にもうこのストーリーが成り立たなくなったりして・・・