『秒速5センチメートル』
人生を変える100日ブログ【第14日目】今日は、お盆で、久しぶりの連休をもらいました。といっても、午前中、発注忘れがあり少しだけ店に行きましたが。本の整理をしようと取りかかりましたがあまりの多さに「ふう・・・」とか「ええっと・・・」とか意味のない言葉をもらしながら整理していました。がんばります。先週も図書館いきましたが今週も、別の図書館にいき、借りてきました。今月は本を買うのを断っていますが読む本はまだまだあふれるほどあるので買わないことが全然ストレスになりません。いい兆候です。★★★小説・秒速5センチメートル価格:1,365円(税込、送料別)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー【内容情報】(「BOOK」データベースより)都内の中学に通う遠野貴樹(たかき)の元に、転校してしまった初恋の相手である篠原明里(あかり)からの手紙が届く。一九九五年の冬の終わり。明里との再会を果たすため、貴樹は次第に強くなる雪の中を明里の待つ岩舟駅へと向かう―。十三歳のふたりの上に永遠と瞬間が交差し、ふりそそぐ(『桜花抄』)。一九九九年、高校三年の何もかもうまくいかない夏。種子島に暮らす澄田花苗(かなえ)は、東京から転校してきた貴樹に宿命的な片想いをしている。サーフィンで波に立てた日に貴樹に告白すること。密やかな決意を胸に、花苗は必死に波に向かう(『コスモナウト』)。仕事を終えた深夜の帰宅路、貴樹は灯りの消えた高層ビルを見上げ思う。そんなに簡単に救いが降ってくるわけはないんだ、と―。東京での大学生活、就職してからの水野理紗(りさ)との出会い、いくつかの喪失とささやかな再生。そしてまた、東京に桜の咲く季節が訪れる(『秒速5センチメートル』)。一人で作ったアニメーション作品『ほしのこえ』で鮮烈なデビューを飾った、映画監督・新海誠の初小説作品。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこの作品は、YOU TUBEの動画を見たのがきっかけです。それも、ガーネットという奥華子さんの曲の映像につけられていたのがきっかけ。その時、奥華子さんの曲にも惹かれそして、映像にも惹かれどちらも、好きなものの一つになりました。その映像はこちらから素敵なので興味があればぜひご覧ください。そして、このアニメも映像が美しいので見たくなりレンタルで借りてみました。賛否両論の映画なのですが僕自身は大好きな映画になりました。青春の息苦しいほどのせつない感情などが湧きあがってきて映像の美しさと相まって無条件に好きになりました。冒頭のは小説版です。映画の監督でもある新海誠さんが、小説を書きました。こちらもいいです。映画は、第3話が、かなりはしょってしまっています。これはこれで監督の意図は分かるのですが個人的には唯一この部分がもう少し描きこんでくれたらと思ったところです。その部分が小説では詳しく補完されているので主人公の心情的な部分も描かれていて小説としての出来も秀逸だと感じました。映画と小説ともに「喪失感」が痛いくらいに描かれています。そして、タイトルの「秒速5センチメートル」というのも桜が落ちるスピードだと説明されますが、それだけでなく登場人物同志の心の距離だったりふたりの実際の距離だったりいろいろなもののスピード、時間、距離を象徴的に表わしていてとても気に入っているタイトルです。「喪失感」が描かれているのですがそこには未来の希望をかすかに感じさせてくれる…そういう終わり方だと僕はとらえました。また時々見たい作品です。【送料無料選択可!】劇場アニメーション「秒速5センチメートル」 [通常版] / アニメ価格:3,551円(税込、送料別)