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カテゴリ:瑠璃光記
最近、今までにない、自分に出会っています。 ひとつ。 先日、スーパーアリーナの会場で龍笛を吹く前に、緊張してあがってしまいそう~大丈夫かな~不安だよ~と皆に言って、何度も「大丈夫だよ~」と慰め、応援してもらったこと。 以前なら、プライドが邪魔して言えなかった、そんな自分を語ること。 それは逃げだと思ったし、かっこわるいと思っていたし、まわりに不安をたれ流すなんて迷惑千万と感じていました。武士の風上にもおけない、と。武士ではないですが、そんな気分 しかし、不安を皆に伝え、励ましをもらったおかげでガス抜きになって、本番ではいつものニュートラルな自分でいられました 本当に嬉しいことでした。 「大丈夫だよ」と自分以外の人に言ってもらえる幸せ。 今まで知らずにいました。それも自分で拒否してきたのだと知っています。バカだね弱みを見せることが負けることと、ずっと勘違いしていました。 ふたつめ。 これから演奏しようとする会場の、騒然としたざわめきと沢山の音の洪水の中で、それらに「負けまい!」と必死にがんばるのではなく、「これらに添って行こう」と決めたこと。 戦いモードから降りた瞬間でした。 (あぁこういう選択もできるんだなぁ・・・)そう感じながら、肩からすぅ~っと力がぬけるのを感じました。 最初から、戦わないと決める。勝負事の土俵に最初から乗らない(すなわち、勝負事ではない世界へ向かう)、そして他者と和すると決める。 私がするのは、他者の音を必死に聞いて、それに合わせようとすることではなく、自分の音を奏でることだけ。自然と、心地よいリズムをもって、自分の旋律を世界に発信すること。 「調和」と言う意味が、すこしわかったような・・・とても気持ちがいい空間、そして時間でした (この感じを・・・覚えておこう)、と思いました。 みっつめ。 先日、電車の人身事故に巻き込まれて、交通手段がない、極めて中途半端な場所で降ろされた時、「よし。2時間歩こう」と、腹を決めて決心したこと。 帰れるか心配していたのが、決めた途端に楽になり、元気が出てきました。十六夜の月も美しく、勇気に満ちて歩き出したのでした。 結果的には、すぐに渋滞のないバス路線を見つけることが出来て、比較的早めに駅に到着して帰宅することが出来ました。 それも、決心した後にスムーズに起こったことで、あぁ・・・こういう感じか、と。 決断すると、自然と活路が開かれるのが、実感としてわかりました。 自分が変わっていくのが、行動の変化という具体的なもので感じられて、結果的に相変わらずの筋肉痛が続いています。 それも、よき哉 お知らせ 『寿ぎ暦2012』のご予約、絶賛受付中です!ご希望の方はこちらへどうぞ♪ → コチラへ ご予約はお早めにどうぞ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年11月17日 22時58分04秒
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