タロットさんはとても細かい
タロットでリーディングする際に、師匠からいつも気をつけるように指摘されることがあります。それは、リーディングする問題を明確にすること。なにについて、どういう答えを欲しているのか、それをあいまいにしない、ということです。この問題を明確にする過程で、その問題に対する自分の見方とか、つまづいているポイントとか、こうなってほしいという願望とか、そういったものが明らかになります。問題を明確に提起できれば、自分の内面も整理が尽くし、タロットからもらう答えに対するリーディングも精度があがる、とういわけです。セッションのときは大体3枚引き(最初に三枚引いてもらって、そこから展開する)でやりますが、単純な問題に対して、Yes,Noで答えてほしいときには、一枚引きという方法を使うこともあります。昨日、「そろそろTao Houseの活動を再開してもいいでしょうか?」という質問を、個人セッション、神の使者の勉強会、おしゃべり会…などの項目に分けて、タロットに答えてもらいました。個人セッション=「塔」の正位置。OKです、着実に積み上げていきましょう。おしゃべり会=「法王」の正位置このカードは学校などをあらわします。これもOK。みんなでお勉強しましょう。神の使者の勉強会=「手品師」の逆位置、解決カード「斎王」「手品師」が逆位置ででてきた場合は、仕事がうまくいかない、という意味があります。しかも、その原因は本人が未熟だからです。そして解決カードの「斎王」には知識の蓄積、という意味があります。「斎王」の絵は、椅子に座った女性が手に本を持っています。その本が『神使者』そのもののように思え、「もっと『神使者』読み込んでからじゃないと、出来ませんよ」という意味に取れました。「…そんなこと言ったって、せっかくもうすぐvijayさん来てくれるのに。みんなで少しでも勉強を進めておきたいじゃないですかあ。そのための勉強会なんだから、わたしが未熟でも、会を開く意味はあると思いますよ」とタロットに愚痴る。そしてはたと気づきました。わたしは「『神使者』の勉強会をやっていいですか?」とタロットに聞いたのでした。しかし正確には私が開催するのは「vijayさんの『神使者』勉強会の勉強会」で、これまでの開催時もきちんと勉強会の勉強会、と区別していたんでした。「…もしかして、タロットさん、この違いにこだわってるの?」で、「『神使者』の勉強会の勉強会だったらやってもいいの?」とタロットさんに聞いたところ「力」の正位置。がんばっておやり[m:46]という、若々しいエネルギーのカードです。「…細かいっ!細かすぎるっ!!」一人、カードに向かって文句を言ってみました。たぶん、カードに向き合うときには、どんなときも細心の注意力で、と釘を刺されたんだろうな。がんばります[m:46]