カテゴリ:カテゴリ未分類
一体、なぜ生物にはオス・メスがあるのだろうか。
原始的な単純な生命は、性を持っていない。 細菌なんかは、分裂して増殖していく。 ○ → ○ → ○ ○ 栄養を取る 大きくなる 分裂する こんな感じ。 とても単純。わかりやすい。そこに性なんてない。 こーゆーのを無性生殖という。 どの生物も、生殖によって自己複製をする。しない生物はいない。 よって、生殖とは生命にとってはとても大切なことなのだろう。そういうことにしておく。 さて、この無性生殖、ある程度栄養が貯まればいつでも増殖できる。 よって増殖スピードは非常に速い。 どんどん自分の複製を増やすことが出来るのだ。 これは非常に効率がいい。分裂した仲間が、また同じように分裂していって、もーどんどん増える。 「おぉ、こーやって生命は地球で増えてきたんだな・・(感動)」 しかーし!ほとんどの高等生物は性を持っている。 植物もそうだ。おしべとめしべがある。 (中にはイチゴのように、無性生殖と有性生殖を使い分けているつわものもいるが・・・。) 性がある。これは非常に効率の悪いことなのだ。 無性生殖であれば、1体から1体が生まれる。しかし、有性生殖では1体の複製をつくるためには、2体(オスとメス)が必要なのである。 またそれによって、子孫を残そうと思ったらまず異性と出会わなければならない。 この厳しい自然界の中で、そんなリスクはごめんなはずだ。 それに、異性を巡って争いまで起きる。 A「おいテメー!それは俺が見つけた女だ!手を出すんじゃねーよ!」 B「うるせー、知ったことか!俺が見つけたんだ。この女は俺がもらう!」 A「なにぃー!!それはさせん!(バキ)」 B「あっ 殴ったな?父さんにも殴られたことないのに!!!TTこのやろー!(バキボコ)」 メス「ちょっと!私のために争うのはやめてよ!私・・・私には実はもうCさんの子供が居るのよ・・・・・!」 AB「な、なんだってーー!!!?」 ・・・というように、無駄な争いも起きる。 出会うためにエネルギーを使うなんてナンセンス。自分だけで子孫を残せたらそれにこしたことはないはずだ。オナニーが一番だって!(違) なぜわざわざ効率の悪い「性」などというものが生まれたのだろう。 現代生物学は、この根源的な問いに答えようとする。 (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|