心こそ大切なれ

2000年11月

私は、生きながらにして

地獄を見ているような毎日を過ごしていた。

絶望

不信感

誰も信じられなくて

どこにも行けなくて

まさに、抜け殻の如く…

心は壊れ

生きることに疲れ…

死ぬことばかり考えていた。

私は、宿命に翻弄されていた。

2010年11月

現在の私

悩みはたくさんあるが、幸せな毎日を過ごしている。

温かい人たちに囲まれ

家族とも仲良く

命があることに感謝し

自他共の幸福を祈れるようになった。

人のために行動できるようになった。

この10年の間、

本当にいろんなことがあった。

無くしたものもある。

でも、それ以上に得たものが何十倍もある。

その証拠に、私は元気だ。

希望もある。

 笑顔が増えた。

生きることの意味も知った。

10年前の私には、到底予想も出来なかっただろう

現在の私の姿を…

ちゃんと前を向いて進んでる。

そして、実感。

冬は必ず春となる

妙法に生き抜くならば

いかに辛い宿命の冬も

希望の春へ

断じて変えることができる

10年後の私は

きっと、今よりも幸福を感じているだろう。

そうなれるよう

一日一日を大事に

一歩一歩前へ前へと

前進していこうと思う。