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出会いと別れの幸福論

出会いと別れの幸福論

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よしたろ1216

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2006年04月03日
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カテゴリ:あの日の思い出


バファリンの半分が、

本当に優しさで出来ているのならば、

『代金を半分返せ』と、

思って止まないよしたろ(25歳 クレーマー)です。



だってそうでしょ…?

薬の対価として代金を払ってるのに、

効能の知れない優しさなんかが、

バファリンの半分も占めてるなんて、

実に許しがたい悪行ですよ。



優しさなんかよりも、

アリルイソプロピルアセチル尿素とか、

アセトアミノフェンとか、

コエンザイムQ10とか、

そういう効きそうなの入れて欲しいです。

(何か変なの混じってたね…)



例えばさ、

ピザーラでハーフ&ハーフを注文したのに、

ピザの半分が優しさで出来てたら、

クレームになっちゃいますよね。



さらに言えば、

Jリーグを見に行ったのに、

後半半分が優しさで出来ていたら、

暴動になっちゃいますよね。



さっきまでキラキラに目を輝かせていた、

純粋無垢のサポーター達が、

一瞬の内に、

泣く子も黙るフーリガンになっちゃいますよね。

母国イングランドもびっくりの、

観客総フーリガン化計画。

アンチサッカーファンの方は、

ぜひお試しあれ。



これと同じ理屈で、

バファリンの半分が本当に優しさならば、

利用者はブチ切れるべきだと思う訳です。

企業は半額返金すべきだと思う訳です。



エンドユーザーは怖いね。

企業側は大変だね。



という訳で、

今日はクレームの話をしたいと思います。

それと同時に、

僕の愛すべき家族も紹介します。

無理やりにでも紹介します。



僕のとーちゃんは、

今時珍しいタイプの人間でして、

割りに厳格な父親なんです。



ということで、

悪さをすればグーパン必至。

女・子供関係なく、

愛という名の家庭内暴力が飛んできます。

僕が食事中に会話でもしようモノなら、

間違いなく…









会話に混じって
きますね。




そりゃ気さくに話し掛けて来ますよ。

森山未来とか知ってますから、

割と気さくですよね。



食事中に話したぐらいでグーは無いです。

一応血は通ってます。

割と普通の父親です。



あれは僕が小学校5年生の頃でした。

プロのサッカー選手として生きてゆくことを決めた、

あの夏のことでした。



いつもと同じ朝。

父が気難しそうな顔で新聞を読んでいると、

僕にこんなことを言い出したんです。



「最近は事故が多いけん、お前も気を付けとけよ」



飛雄馬の父ばりに厳しいと男とはいえ、

子供の無事を案じる辺り、

やはり父親です。



僕は「わかった」と一言伝えて、

学校へと登校しました。

何だか素直ですね。

「お前の血は何色だ?」と聞かれるのが、

最近のルーティーンになりつつある、

昨今の僕にとっては、

想像も出来ない発言です。



学校での僕は至ってまじめ。

勉強も運動も、

一生懸命に取り組みます。



この記事を知ってる方からは、

「嘘付けっ!」と、

罵倒されてしまいそうですが、

本当にまじめでした。



生徒会では副会長として、

先生と生徒の架け橋になり、

サッカークラブでは、

キャプテンとしてチームを引っ張り、

高校時代の不真面目っぷりからは、

想像も出来ないいい子でした。



そんな訳で、

学校では率先してお勉強をし、

お腹一杯に遊んで、

帰りの時間を迎えます。



帰り道でもまじめそのもの。

仲良しの田中君が信号無視をした時も、

「それは道路交通法違反だよ」と、

おおよそ子供らしからぬ言葉で教えてあげたし、

大好きな千賀ちゃんがお花を摘んだときも、

「平家物語って知ってる?」と、

仏教的無常観で命の尊さを語ってあげました。



そんなこんなでまじめな僕は、

信号無視なんか絶対にしません。

交差点も横断歩道からはみ出すことなく、

上手に歩いて渡ります。

交通事故とは無縁の男なんです。

(過去3回ほど轢かれた経験あり)



が。



その日の帰りは、

予想外の出来事が起こりました。

僕がいつも通りに、

横断歩道の中心から3cmのところを歩いていると、

交差点の途中で靴ひもが解けたんです。



転んでは敵わないと思い、

靴ひもを直していたそのとき…



子供が座り込んでいたので、

きっと運転手も気付かなかったのでしょう。

僕に向かって、

一台の車が突っこんで来ました。



(キキキーッ!!!)



僕は間一髪避けました。

柔道の前回り受け身とマット運動の前転を、

足して2で割ったような動きで、

迫り来る車を避けました。

恐らくは、

横断歩道で前回り受け身した小学生は、

僕が初めてだと思います。



事無きを得た僕に、

知らないおばちゃんが近付いて来たので、

「僕、大丈夫??」と、

お決まりの言葉で心配されるのかと思ったら、

「今のは何かの撮影ね…?」と、

カメラの存在が気になっているご様子でした。



子供を心配してください…

日本の未来とあなたの年金を担うのは、

他ならぬ僕ら子供たちですよ。

頭に来たので、

僕は路駐してあるワゴン車を適当に指差し、

「カメラはあそこの中」

と答えてやりました。



危険な目に遭った上に、

変なおばちゃんにまで絡まれたので、

僕は家に帰るなり、

おかんに事故に遭いそうになったと、

思いの丈を伝えました。

それはもう、

これでもかと言わんばかりにぶちまけました。



すると母は、

相当にご立腹のご様子。

夕飯の支度もそこそこに、

「犯人を捜しに行く」と言い出しました。

まず見つからないし、

轢かれてないので犯人じゃありません。



それでも母は収まりが付かないようで、

「どんな車やったとね?!」

と聞いて来ます。

仕方ないなと思った僕は、

「色も形も家の車と同じ感じやった」

と車の特徴を話してやりました。



母がチャリにまたがり、

家を出ようとした時、

父親が帰宅。



母がお帰りと言うなり父は言いました。

開口一番言いました。

「いやぁ…そこの交差点で子供轢きそうになった」








お前かっ?!!



その日を境にグレました。


祈る交通安全→http://blog.with2.net/link.php?208452







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Last updated  2006年04月04日 02時35分12秒
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