カテゴリ:第四章 4-364 ~ 420 話
銃口が床と平行になりまさに今、マシンガンの引き金を引かんとする姿がっ! リツコ 「みんな伏せてっ!」 叫んだその瞬間、 \バリーーン/ 倉庫の壁から何かが突き抜けて入って来たっ! その音がした途端っ! ==バリーーーン> ==バリーーーン> ==バリーーーン> 次の瞬間には、マシンガンを手にする三流役者でもしないネクタイ男達が、次々と壁に突き 刺さっていったのだっ! 彡カラカラカラ@@@ 彡カラカラカラ@@@ 彡カラカラカラ@@@ そ、そして、床を這うマシンガン3つ・・・・。 『 お待たせ v(^_-)-☆ 』 スウラン 「カズエ♪」 リツコ 「後少しだったのに・・・。」 和恵姉さん 「出番が無いかと思っていたもの。。。 ほっとしたわ♪」 和恵の左手には、チーランが繰り出していた[雹]の先端部を掴んでいた。 和恵姉さん 「チーラン、もう~ちょっとだったわね。」 握っていた先端をすっとチーランに向かって投げ返す。 ヒョイ~ チーラン 「くそっ」 ひゅん ひゅひゅん ひゅん それをそのまま自分の周りで操って見せてから手の中に収めるチーラン。 パシっ この隙に倉庫の物陰から、こっそりと逃げ出そうとしていた白スーツの男。 それを横目で確認した和恵、もう一方の手にキャッチしていた(スウランが投げていた)剣を スッと、その男の目の前に刺さるように投げた和恵。 ==スカン!> ビヨヨヨン~ 白スーツの男 「ひぇっ!」 ( ビックリして固まる ) リツコ 「おじ様、一人だけコソコソと逃げようなんて、ちょっと甘いんじゃない?」 そして倒されてしまったこの男も意識が戻り、 武闘家リーダー 「こ、こいつら・・・聞いてないぞ・・・こんな凄腕のヤツがこの地に・・・ き、、、きさまら、何者なんだ・・・・。」 和恵姉さん 「 よくぞ聞いてくれました~♪」 すると、和恵の周りにリツコ、チーラン、スウランが寄ってきて、 『 私たち、町内最強戦隊 名づけて カズエ・クイーンズ よ 』 ポーズも付いて、ピシッと決まった☆ 武闘家リーダー 「はぁ~??? 町内最強・・・・?」 と、そこへ、 北見刑事 「動くなっ! 警察だっ!」 その掛け声と共に、数十人の刑事と警察官が乱入してきた。 チーラン 「おじさん、ブツ これ♪」 ひょい~ 末田刑事 「おっと・・・」 ガシ スウラン 「こっちも でしょ。」 ひょい~ 渡瀬刑事 「よいしょっと。」 ガシ 投げられたアタッシュケースをガッチリとキャッチした二人。 他の警察官が、倒れている武闘家や三流役者でもしないネクタイをした男達を確保す る中、 北見刑事 「ケガは無いかね・・・?」 (リツコの元に歩み寄る北見刑事。) リツコ 「怪我するような内容ではなかったです。」 北見刑事 「そ、そうかぁ~? し、しかし銃が・・・」 和恵姉さん 「発射しなきゃ危ないことないでしょ。一発も発射してないもの。」 北見刑事 「ま、まぁ・・・。 しかしそういう問題なのか・・・?」 大きく口をあけた壁、そして壁に突き刺さった三流役者でもしないネクタイの男達を 見ながら・・・ 和恵姉さん 「さぁ、後は警察の人にまかせて、我がクイーンズ戦隊、引き上げるわよっ♪」 『 ラジャ~♪ 』 キャピキャピしながら出て行く4人。 田崎刑事 「なんとも心強い面々ですね。」 北見刑事 「町内最強戦隊か・・・。 まさか内閣府が公認するとはな。それも特殊任務部隊 として。 だが彼女達、町内どころではないよ、最強を名乗れるのは。。。」 彼女達が楽しそうに引き上げる姿を頼もしげに見つめる刑事達であった。 -つづく- (ふぅ~ん、国がねぇ) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年09月07日 13時35分22秒
コメント(0) | コメントを書く
[第四章 4-364 ~ 420 話] カテゴリの最新記事
|
|