カテゴリ:第四章 4-364 ~ 420 話
判断後、即マシンガンを持つ男に近づき、まずはその持つ腕に左のミドルキック、続けてその左 足を左横に立つマシンガンを持つ二人目の男の腹にトントンと連続蹴りをお見舞いしたっ! 空中に舞うマシンガン。 そのまま間髪居れずに右足でステップし、左足で床を蹴り、最後の一人に飛び掛るように右足で 横蹴りをお見舞いしたっ! 華麗なる連続技だっ! そして宙を舞うマシンガン二つをそのままキャッチし、両腕に抱えて今まさに飛ばされてやはり 宙をまう最初と二人目の男に向けて構えた。 最後の三人目は・・・というと、完全にグロッキーのまま、受身無く頭から壁に突っ込んでいく 姿が見えた。 そして、 最初の二人が柱、展望用のガラスにそれぞれ打ち付けられて、床に転げたのであった。 リツコ 「爆弾の起爆スイッチは何処にあるの・・・?」 突然ドアの壊れる音に続いて急に飛ばされ、転げてしまった次の瞬間には自分の目の前にマシン ガンの銃口を突きつけられていた二人、何が起きたのかも分らず倒れたまま、ただぼー然として いた・・・。 ~ ~ ~ 盗賊指揮官 「横取りしようってんだな・・・。 そうはさせるか!」 指揮官が片腕を高く持ち上げると、ビルの裏口から5、マシンガンを手にした6人の男達がぞろ ぞろと出てきた。 その更に後ろから、一人がたいのデカイ男がのっしのっしと続いて出てきた。 マシンガンを持つ男達は、次々と和恵に銃口を向けた。 カシャ カシャ カシャ カシャ カシャ 和恵姉さん 「あら、鉄砲まで用意して、準備がいいのね。 最後のデカイ人だけでも普通なら用が足りる んでしょうけど・・・。」 盗賊指揮官 「念には念をだ。 相手も同じ能力の用心棒を持ってたら、最後に物を言うのはこの弾きの方 だからな。」 和恵姉さん 「強そうな人だものね。 相手も同じ・・・か。 いくらで買ったの? いいお値段だったで しょ。」 ゆうすけ ( なにっ! 用心棒を買っただと・・・? やはりスペック戦闘員ってことか !? ) 盗賊指揮官 「ほぅ~? 事情を知っていると見えるな。 すると貴様も同類項かな・・・?」 和恵姉さん 「残念・・・、違うわ。 同じ種類でも、類似品でもないの。」 盗賊指揮官 「そうか、残念なのは貴様の方だ。 相手にならないと思うが・・・。」 和恵姉さん 「そうね・・・、早々に立ち去ろうかしら・・・。」 盗賊指揮官 「そうはいかん。 色々と見られたり、知られもしたんでな。 生きては返さんっ! やれっ!」 その声に、和恵に向かって猛然とダッシュをした用心棒スペック戦闘員っ! 和恵が、後ろを向いて逃げ出そうとしたところへ、野獣の如く襲い掛かったっ! ~ ~ ~ リツコ 「爆弾の起爆スイッチは何処にあるの・・・?」 突然ドアの壊れる音に続いて急に飛ばされ、転げてしまった次の瞬間には自分の目の前にマシン ガンの銃口を突きつけられていた二人、何が起きたのかも分らず倒れたまま、ただぼー然として いた・・・。 両手にマシンガンを持ち、仁王立ちのリツコ。 ところがその後ろから・・・ ビル爆破予告犯人4人目 「起爆スイッチなら、ここにあるぜ。」 慌てて振り返るリツコ! そこには、人質に混じって並んで座っていた一人の男が。そしてその 男の左手の中には、なにか黒いプラスチックの箱のようなものが握られていた。 ビル爆破予告犯人4人目 「おっと、それ以上動くんじゃねぇ。 へたに動くとこのビルごと吹っ飛ぶぜ。」 リツコ 「く、くそ・・・気が付かなかった・・・。」 ビル爆破予告犯人4人目 「姉さんは身のこなしがかなり素早いようだ。 出所は我らと一緒なんだろうな。」 リツコ ( 何っ、この男、スペック戦闘員ということか? 姉さんのところにも居るようだし。 ) ビル爆破予告犯人4人目 「悪いな、マシンガンは後ろの二人に投げ返してくれたまえ。」 リツコ 「くっ・・・」 ( この男、私の記憶には無い・・・。 私が抜けた後に新しく作られたのだろうけど、スペック の数字が分らないことには、私よりスピードが遅いのか同等なのかが分らない・・・。 このマシンガンを後ろの男に渡してしまうと、私のスピードで避けられるの? 無理なの? やってみたことないから・・・・。 姉さんなら[気]の大きさで1か3か分るのでしょうけど・・・・ ) ~ ~ ~ 盗賊指揮官 「そうはいかん。 色々と見られたり、知られもしたんでな。 生きては返さんっ! やれっ!」 その声に、和恵に向かって猛然とダッシュをした用心棒スペック戦闘員っ! 和恵が、後ろを向いて逃げ出そうとしたところへ、野獣の如く襲い掛かったっ! ===> スゴーーーーン★ =>スガン★ =>スガン★ =>スガン★ 次の瞬間、もの凄い勢いでビルを突き抜けていく物体がっ! 彡彡彡うわぁぁぁ~~~ そう、逃げると見せかけて後ろを向いた和恵、ところが、不用意に近づいた用心棒スペック戦闘 員にそのまま右の後ろ回し蹴りが炸裂っ! ホームランの打球の如く用心棒の身体はビルを突き 抜け、豪快に飛ばされてしまったのだったっ !! 盗賊指揮官 「なにっ! う、嘘だ・・・あの男よりも上手が居るなんて・・・・」(*o*||| 和恵の一発でけりが付いた姿を目の当たりにし、ガタガタと震えだす指揮官。 和恵は青いチャイナのスリットからスッと足を横に出し、腕を組み、笑顔で指揮官を見つめた。 和恵姉さん 「さっ、次は何かな~♪」(*^o^* 盗賊指揮官 「く、くそ・・・、う、撃てっ! 撃ち殺してしまえっ!!」 六つのマシンガンの銃口が和恵に向く、そしてその銃口が連射で火を吹いたっ! ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ そして金属の薬莢(やっきょう)の転がる音が、無数聞こえてくる。 キン カラン キンキンキン キンキンキンキンキンキンキンキキン キン カラン キンキンキン キンキンキンキンキンキンキンキキン キン カラン キンキンキン キンキンキンキンキンキンキンキキン キン カラン キンキンキン キンキンキンキンキンキンキンキキン キン カラン キンキンキン キンキンキンキンキンキンキンキキン キン カラン キンキンキン キンキンキンキンキンキンキンキキン ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ キン カラン キンキンキン キンキンキンキンキンキンキンキキン ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ キン カラン キンキンキン キンキンキンキンキンキンキンキキン ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ キン カラン キンキンキン キンキンキンキンキンキンキンキキン ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ キン カラン キンキンキン キンキンキンキンキンキンキンキキン ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ キン カラン キンキンキン キンキンキンキンキンキンキンキキン ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ キン カラン キンキンキン キンキンキンキンキンキンキンキキン カタカタカタカタカタカタカタ・・・・ 弾装のマガジンを一本打ち尽くし、空回りで弾を送る音だけがこだましていた。 -つづく- (ひぇ~~~!) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年09月07日 13時51分01秒
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