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■ ドラマ 永久の彼方へ

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2013年02月15日
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ナンちゃん
  「待っていてはダメだ。
   やつらの作戦にハマってしまう。 尚一層不利になるさ。」
椿 勇姿
  「すると・・・?」

ナンちゃん
  「先手必勝。 『攻撃は最大の防御成り』 ということわざが存在するしね。」
チーラン
  「なら、どこに仕掛ける?」
魚沼 貴子
  「そうよね、今回の件で[東北支部]はなんと壊滅状態。 助っ人に来たのは他の
   3支部。 どこに行ってよいやら・・・」
椿 勇姿
  「確かに・・・。
      すれ違ってしまう危険もあるな。 空のここが狙われてしまっても・・・。」
ナンちゃん
  「決まってんじゃん♪」
スウラン
  「どこ?」
椿 勇姿
  「まさか !? 」  ( 驚いた表情で叫ぶ椿。 )

ナンちゃん
  「本部さ。」

師範/石ちゃん/貴子
  『えぇぇっ!』

チーラン
  「有名なら調べれば判る・・・か。」

ナンちゃん
  「うん。 おいらならそうするよ。
   スペック戦闘員の住処(すみか)だろ? 総本山となりうる場所なら、もしかし
   たらおいら達の素性を知る張本人にも会えるかもしれないし。」
スウラン
  「強引な正攻法 アル・・・。」

綿来(わたのき)師範
  「い、いや・・・しかし・・・。」
大少林寺拳法クラブ員 石釘君(高校3年生リーダー)
  「ちょ、、、ちょっと・・・・」
ナンちゃん
  「それも、やつらが体制を整える前にね。」

椿 勇姿
  「こ・・・、いやナンちゃんが一緒に出向くのが前提なのだろうが、
                    それでは知られる危険も・・・。」

ナンちゃん
  「既に利江ちゃんがさらわれている。 こちらもいつまでも手を分散したままで
   はラチがあかなくなる。 それにあれだけのスペックを数人以上かかえている
   のだから、もう回りくどく調べなくても良いと思うよ。

   おいらなら姉ちゃんかリツコさん・・・ん・・・、姉ちゃんかな。
   こちらに合流は。
   ぃゃ、やっぱリツコさんか。 向こうは二人の怪しい[気]の持ち主に遭遇し
   てんでしょ。

   ぶつけるコマとしたら、怪しいのには姉ちゃん、
   そして・・・利江ちゃん絡みは・・・おいらをぶつけると思うけど。」

チーラン
  「すると、リツコとナンちゃんが交代ってことか?」
ナンちゃん
  「手掛かり掴まないと、動け・・・ないか・・・な? やっぱ・・・
   でも行くなら明日だよ。」
綿来(わたのき)師範
  「あ、あ、明日~???」
スウラン
  「もたもたする。 それこそすれ違う。」
椿 勇姿
  「あとはあちらの戦況も分析して、ゆうすけ君がどう判断するか・・・か。」

 そこへ、
      携帯電話ピッピロピロピロピロ~♪  (椿の携帯が鳴る。)

椿 勇姿
  「きたぞ。
    『椿です。
     ・・・うん、 ・・・・・・うん、 ・・・・・・・
     謎の飛行物体?  ・・・うん、 別にない。
               うん・・・怪しい[気]の持ち主が一人・・・』

 返答しながらメモを取る椿。

    『・・・・・了解した。
            ・・・・そうだ。 ・・・・・・分った。』 ピっ♪

  指示がきた。」


~~~
   ~~~
      ~~~


スペック-3戦闘員 キジュロ
  「ジュリジュル、も、申し訳けございません・・・。」

????
  「このバカ者っ!
   小娘一人かっさらうのに、何モタこいてやがるっ!
   おまけに小娘をさらわれただとっ !?
   よくもぬけぬけとこのわしに報告に来れたものだ・・・。」

セルフィー
  「ふん、あの状況では仕方ない。
   突然現れ、突然消えてしまわれてはな・・・。」
????
  「セルフィー、おまえが居ての失態だぞ。 少しは詫びる気持ちにならんか。」
セルフィー
  「うるさいっ! 総帥、オレは貴様の部下でも組織の一員でもないっ!
   あの女をさらうのは貴様の都合の話だ。 オレの目的とは別だっ!
   小うるさくオレにいちいち指図するなっ!」
????総帥
  「くそ、言わせておけば・・・・
   こういちを知らぬ者のたわごとなど聞いていられん。
   だが、あの女はこういちにとっての唯一の弱点だ。
                それが別の者の手にあるとは・・・。」
セルフィー
  「ふん、たかが 陳南家 南流 の伝承者一匹だろが。
                  おたおたしている気が知れん。」

????総帥
  「てめぇ・・・、口だけが達者なやつは、後で泣きを見る・・・。
   せいぜい貴様の目的が無事に達成出来る様に日ごろから鍛錬を忘れぬことだ。

   ところで、その・・・女を連れ去った者とは何者なのだ?」

セルフィー
  「シュナイケルというとぼけたやつさ。
   いつも突然現れ、そしてまた突然消える・・・。 謎の多い男だ。
   だが・・・
     いや、やめとく。
         この後の話は企業秘密だ。 こっちの都合で話せん。」

????総帥
  「隠し事があるって訳か。
   なぜそのシュナイケルとやらはあの女をさらったのだ?」
セルフィー
  「さぁな。 直接本人に聞いてくれ。
   まぁ仮に知っていたとしても企業秘密に関わるとしたら、話せんな。」

????総帥
  「貴様・・・何か企んでおるな・・・?」

セルフィー
  「それぞれに都合ってものがある。
            聞かれていちいち全てを明かすこともなかろう。」
????総帥
  「ふん、まぁよい。
   少なくともお前は我々に協力してくれている事実がある。
   今はそれでよいか。

   さて・・・
   おい、スナーグ団長を呼べ!」

スペック戦闘員
  「はっ!」


  ~
    ~

全拳武道団 [本部] 武道団長 スナーグ
  「お呼びで・・・。」
    (総帥の前に、片ひざで座り、頭を下げた。)


????総帥
  「昨夜、キジュロに指示した小娘の誘拐に失敗した。
   その上、シュナイケルと名乗るガイザー前総帥の使った瞬間移動を持ち合わせた
   男にさらわれてしまった。 そこでスナーグ、頼みがある。

   お主の持つ全国組織の情報力をフルに使い、その小娘の居場所を探し出せ。
   ついでにそのシュナイケルという男を捕まえてこい。」

全拳武道団 [本部] 武道団長 スナーグ
  「わかりました・・・。」
????総帥
  「頼んだぞ。」
全拳武道団 [本部] 武道団長 スナーグ
  「承知。」

 重々しい声で返答した後、スっと立ち上がり、クルっと後ろに向き直って後方の
 ドアから出ていった。

セルフィー
  「どちらも無駄なこと・・・。」
????総帥
  「キジュロ、お前もスナーグと行動を共にせよ。 小娘をここに連れて参れっ!」
スペック-3戦闘員 キジュロ
  「ジュリジュル、わかりました。」   シュっ

 キジュロは素早く同じドアへと消えていった・・・。

 横の壁に背を付けて足を投げ出しているセルフィーに向かい、

????総帥
  「セルフィーよ。
   使い道はどうあれ、あの小娘を手にする我らの行動、お主も一枚加わらんか?」





                             -つづく-




第4-411話 先手 -11 へ
 (ふん、ほんの暇つぶしだ)





  ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。

    また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。





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最終更新日  2020年09月08日 13時38分23秒
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