カテゴリ:第四章 4-481 ~ 560 話
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スペック-3戦闘員 キジュロ 「ジュリジュル なんとも手ごたえの無いヤツだったな。」 自分の攻撃が全て決まり、満足そうに笑みを浮かべながら語るキジュロ。 [黒マント男] ( 野郎ぉ~、あんな受け方しやがって・・・ ) と、その時っ! V ズバっ☆ V V ズバっ☆ V イルミナルディー[秘密結社]ミカール 「ん !? 」 見晴らしの良い丘の上に、突如現れたこの二人。 ????-1 「がっはっはっはっ 楽しそうだな、お前ら。」 ????-2 「いいところ 邪魔するぜ。」 後ろから見下ろす視界では逆光で良く見えない。 [黒マント男] 「 !? 」 正面から見る大笑いするその男の顔には、歌舞伎役者の化粧のような黒と赤のラインが左目下 から頬にかけてはっきりと見えた。 隣の男の顔にも同様に。 [近衛軍長]チーラン 「 っ !! 」 スペック-3戦闘員 キジュロ 「誰だぁ~? おめーら。」 (こういちに体を向けたまま、後ろ目線で) セルフィー 「何者だ!」 全拳武道団 [本部] 武道団長 スナーグ 「 !? ・・・・ 」 ????-1 「けっ、自己紹介が必要なのかよ ・・・ 」 ????-2 「タルい、ゆうすけ お前からやってくれ。」 V ズバっ☆ V 二人の間に、もう一人現れた! 片手を腰に当てた女戦士、笑顔で眼下を見下ろした。 その後ろから一人の少年が徐々に歩を 進め、丘の淵からその一歩一歩に顔、胸、胴体に続いて全身が見えてきた。 3人を越え最前列で止まる。 [近衛軍長]チーラン 「ゆうすけっ!」 ゆうすけ 「ったく、自己紹介ってのは自分でやるもんだぜ・・・。 よっ、チーラン、大丈夫か?」 スペック-3戦闘員 キジュロ 「このガキ、見覚えあるなぁ。」 イルミナルディー[秘密結社]ミカール 「な、なんだと! なぜゆうすけがここにおる・・・。」 ゆうすけ 「まだ軟禁されてなきゃ いけなかったか? 悪いな、無断外出して。 ミカール、お前の情報網にあるんじゃねーのか? おれにはこんな知り合いが居るって事を。 で、この3人だが。 なるほどな、初顔合わせがほとんどか。 紹介してやろう。 全拳武道団、その一部の団員と同様に施術を受けて力を得ている、、、、 キジュロ、お前さんからは先輩にあたるな。」 スペック-3戦闘員 キジュロ 「先輩だぁ~?」 ????-2 「そこの爬虫類野郎、なんか文句あんのか?」 ゆうすけ 「あぁ、大先輩だ。まずは 元暗黒の組織 幹部、DNA施術 Spec-3+α ザウバー。」 ザウバー????-1 改め 「知る顔が全然居ねーな・・・。」 ゆうすけ 「元同組織 幹部、DNA施術 Spec-3+α ゾルダ。」 ゾルダ/????-2 改め 「兄貴の弟だ。」 [近衛軍長]チーラン 「ったく、この距離じゃ殴れんだろが・・・」 ゆうすけ 「そして、ザウバーのフィアンセで 総本山対極試合 出場者:峨眉拳 棲 陽江(す ようこ う) だ。」 峨眉拳 棲 陽江(す ようこう) 「ザウバー様のお嫁さんなるアルよ、よろしくアル~♪」 ( くっつけたチョキを目じりに当て、挨拶と同時にウインクをする ) ザウバー 「○%※▽# ・・・・ 」 イルミナルディー[秘密結社]ミカール 「ゆうすけ、どうやって抜け出したのだ!」 ゆうすけ 「難しい事はなんもやっちゃいないさ。知りたけりゃ教えてやろう、 _/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ゆうすけが軟禁されているイルミナルディー[秘密結社]の数有るアジト中の一つ、出 口の無い部屋。 いつものようにたいまつの燈す明かりの元で、紙とにらめっこをして ペンを走らせているゆうすけのところに、突然っ! V ズバっ☆ V ゆうすけ 「えっ!」 部屋の隅に、突然瞬間移動してきた者がっ! 峨眉拳 棲 陽江(す ようこう) 「何ここ・・・ (少し見渡してから、) ゆ、ゆうすけっ!? やっぱり・・・」 ゆうすけ 「お、おい、陽江じゃないか。」 峨眉拳 棲 陽江(す ようこう) 「ビックリさせるな。」 ゆうすけ 「それを言うならおれのほうだぜ・・・」 峨眉拳 棲 陽江(す ようこう) 「あー、そうとも言う。」 ゆうすけ 「しーー。(人差し指を口に当てながら小声で、そして手招きをしながら ) (このディスプレイの横に来て・・・。)」 峨眉拳 棲 陽江(す ようこう) (ゆうすけ、なぜこんなところにいる?) ゆうすけ (実はな・・・) ~ ~ ~ 峨眉拳 棲 陽江(す ようこう) ( 閉じ込められてるか・・・。) ゆうすけ ( おまえら神出鬼没だなぁ。。。 で、なんで陽江はここに? やっぱりって・・・ ) 峨眉拳 棲 陽江(す ようこう) ( それがな、我々瞬間移動する行き先にたまぁに強く行き先を示すところがあって・・・。 以前、ゆうすけ・スウラン 一緒いるところにも飛び出した事あったアルね。 ) 第4-436話 ゆうすけ ( あぁ。 ) 峨眉拳 棲 陽江(す ようこう) ( 三人が同じ様に感じてたから、その日みんなで一緒に行ってみようとなって移動した ある。すると、ゆうすけ見えるところに出たアルよ。 ) ゆうすけ ( あのときは、確かに偶然にも程があるタイミングだったが・・・。 ) 峨眉拳 棲 陽江(す ようこう) ( で、今日。 また強く示されたんで もっかいやってみた。 そしたらここにきたアル。 ) ゆうすけ ( なんだよ、お前らおれの居場所に引きつけられるってのかよ・・・。 時折強くか・・・。 ただなんとなくだが お前達がまた出て来て逢える気がしてたさ。 前回の事もあった しな。 そうか、なら丁度いい、ちょいと頼みがあるんだ。。。 ) 峨眉拳 棲 陽江(す ようこう) ( いいアルよ、何アルか? ) _/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ゆうすけ 「その後は、大竹林寺にも往復してもらい、情報を共有していたのさ。俺を軟禁していると 安心しきっていたのが幸いし、お陰で伸び伸びとやらせてもらったよ。 無論、人質も返してもらっているさ。」 イルミナルディー[秘密結社]ミカール 「く、くそぉ・・・。 この3人、情報にはあったがまさかゆうすけとコンタクトしていたと は・・・・」 ゆうすけ 「そんなことより、何故このタイミングでおれがここに来たかって事だ。 キジュロ、悪いがそんな攻撃ではこういちはビクともしないぜ。」 慌ててこういちを見るキジュロ、そして他の者たちも。 ( ブラックは見ないようだが。 ) そのこういち、無言で前を見据えている。 そして目線をキジュロに送った。」 スペック-3戦闘員 キジュロ 「な、なんだとっ」 平然としているこういちを見て、血相を変えるキジュロ。 ゆうすけ 「ただ困ったことに、こういちはこのミカールの催眠術に掛かり操られている。 このままだと、誰もこの先には進めないぜ。」 黒マント男 「催眠術だと !? 」 イルミナルディー[秘密結社]ミカール 「その通りだ。」 スペック-3戦闘員 キジュロ 「ジュリジュル いいねぇ。 ( 再びこういちに対峙するように向き直る ) なら 俺様がキッチリと片づけてやるまでだっ! 」 言い終わる間際に素早く再びこういち目がけて一直線に駆け出すキジュロっ! -つづく- (作用、反作用の衝突ってとこだ) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。 ● 第一章 1 話 へ ● 第二章 TOP へ ● 第三章 TOP へ ● 第四章 TOP へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年09月09日 16時13分12秒
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