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■ ドラマ 永久の彼方へ

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2017年04月14日
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 『皆の者、これより進攻する。
  大竹林寺の連中を叩き潰し、元帥 チュウランを捕まえ 娘をかっさらうのだ!
  行くぞっ』

 そう叫び、徐々に姿が見えなくなっていった。

 そして現れたのは壮大な大竹林寺内、木々に囲まれた大草原のど真ん中。
 ミカールを先頭に後方には見えない Spec-03 の大群が控えていると思われる。 広大な範囲
 の草々が急に沈んだのだった。

イルミナルディー[秘密結社]ミカール
  「トンコウよ、よくぞ・・・  !! 」 ( 振り返りながら語り掛けた )

 話し出して振り返るも、言葉を失った。
 ミカールの前には、[近衛軍副長]トンコウ が立っていた。
 だがその両脇には、

[近衛軍長]チーラン
  「待ってたぞ。」
[近衛軍長 補佐]スウラン
  「あんたらの企み みんな分かってるある。」
イルミナルディー[秘密結社]ミカール
  「な、なぜ・・・。」

 3人の後ろから前に歩き出てきて、

[竹林総元帥]チュウラン
  「全て見通しておる。 貴様が現れる事も、そしてこの者がお主に情報を与えていた事も。」

 また後ろから出てきたこの人、

[神霊巫女]マーシャ(南 志津)
  「この者の怪しい動き、以前より感づいておりました。
   そこへゆうすけが現れ事情を聞いた時に、一つの線に結び付きました。

   この者は[近衛軍長][近衛軍長 補佐]がお戻りになり、立場を無くし心が病んでいた
   のでしょう。」
[近衛軍長]チーラン
  「更に、このトンコウをたどって貴様がここに現れる事も、」
[近衛軍長 補佐]スウラン
  「ゆうすけ、皆読んでいるある。」

イルミナルディー[秘密結社]ミカール
  「くっ、くっ、おのれぇゆうすけぇぇ!」

 そこへ、
       V ズバっ☆ V
 棲 陽江(す ようこう)と共に、ゆうすけが現れた。

ゆうすけ
  「悪いな、おれを甘く見過ぎなんだよ。」

イルミナルディー[秘密結社]ミカール
  「うっ!
   ゆうすけぇぇ、きさまぁぁ!
   いくら貴様でも、有りえん・・・ ここまで読み切る事など、あるはずがないっ!」
ゆうすけ
  「仲間のおかげさ、おれ一人では幽閉されたまま何も出来なかったさ。
   教えてやろう、お前の催眠術に掛かっていなかったこういち、そしておれを軟禁から解放
   して自由に動けるようにしてくれた陽江(ようこう)、戦力としてザウバー、ゾルダ、そ
   して、姉さんの察知能力、これら全てがあったからだ。
   どれか一つでも欠けていたら、今こうして備えてお前と対峙できていなかった事だろう。

   お前は有力な情報は手に出来ても、それを線として繋ぎ切れなかったのが残念なところ。
   もっとも、お前さんがこんなに早く本腰を入れて動くとは思ってもみなかったがな。」

イルミナルディー[秘密結社]ミカール
  「うぬぅぅぅ。
   ふっふっふ、だが、この戦力ではちと足らぬわ! 情報源の娘、頂いていくとする・・・。」
     『皆の者、掛かれぇぇぇぇぇ 』

                V ズバっ☆ V
  『 はぁぁぁぁぁぁぁっ! 』
         『 はぁぁぁぁぁぁぁっ! 』

 すぐさまゆうすけとマーシャ、トンコウとチュウランと共に移動する 棲 陽江(す ようこう)。
 こちらはオーラに満ちた姿で剣を抜き、

  『ハァーーーイ!』
         『いくあるよーー!』
                       スパきらきら スパきらきら ドス ドス
 この二人の華麗な舞が始まっていた。
 その時、天より雨粒が大草原に降り注ぐ!
                      ザー雨
 そう、大竹林寺内にある大きな湖の湖畔では、この二人が両手を広げその雨を降らせていた!

[水軍長](とう すいじゅ)
  「さ、さすがにやり申す。」
西艶 凌紀(さいえん りょうき)
  「あなたも凄い遊水術の使い手ですよ。」

 大草原では、頭、肩口、しっぽ、腕と見えない生物の一部分ずつ次から次へとその姿が
 現れ始めた。

[空軍長]大 空飛(だい こうひ)
  「おぉおぉ、すげー数いやがるな。
   見えりゃこっちのもんだ! やれっ大空爆! 」

 全空軍総動員の天空、空を覆う真っ黒な雲の如く、飛行集団が急降下っ! そして、
 爆弾シュルシュルシュル  爆弾シュルシュルシュル

            \ /ドカーーン
                       ドカーーン\ /
    ドカーーン

               爆弾シュルシュルシュル  爆弾シュルシュルシュル

        ドカーーン\ /
                  \ /ドカーーン
                          ドカーーン\ /
      爆弾シュルシュルシュル  爆弾シュルシュルシュル

               ドカーーン\ /
                       ドカーーン\ /
        \ /ドカーーン
             爆弾シュルシュルシュル  爆弾シュルシュルシュル


    ドカーーン\ /
                \ /ドカーーン
                          ドカーーン\ /

 積んであった薪が破裂するかのように、次々と見える軍勢が爆風で空中に投げ出されている!

[木軍長]仲孫 斥(ちゅうそん せき
  「徹底的にやってやれーーーっ! 」


 シュ シュ シュ シュ シュ シュ ///////
         シュ シュ シュ シュ シュ シュ ///////
                   シュ シュ シュ シュ シュ シュ ///////
    シュ シュ シュ シュ シュ シュ ///////
                シュ シュ シュ シュ シュ シュ ///////
  シュ シュ シュ シュ シュ シュ ///////
           シュ シュ シュ シュ シュ シュ ///////
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      シュ シュ シュ シュ シュ シュ ///////
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     シュ シュ シュ シュ シュ シュ ///////
         シュ シュ シュ シュ シュ シュ ///////
                シュ シュ シュ シュ シュ シュ ///////
   シュ シュ シュ シュ シュ シュ ///////
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  シュ シュ シュ シュ シュ シュ ///////
           シュ シュ シュ シュ シュ シュ ///////
                   シュ シュ シュ シュ シュ シュ ///////
      シュ シュ シュ シュ シュ シュ ///////
                      シュ シュ シュ シュ シュ シュ ///////

 草原を囲む木々から、これまた空を覆い尽くす程の無数の矢が飛来する!

     奈落穴っ!」  ズボっっっっ  ┐┐┐┐  ┌┌┌┌

[土軍長]杜 土俊(と どしゅん)
  「対峙して戦うなよ、おめーら!」

         炎投帯 ぶおぉぉぉぉっ炎炎
[火軍長]欧陽 濡(おうよう じゅ)
  「そぅそぅ、剣は使うな、距離置けよ!」

    ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉ炎
      ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉ炎
        ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉ炎
          ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉ炎
            ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉ炎
              ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉ炎
                ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉ炎
                  ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉ炎
                    ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉ炎
                    ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉ炎
                  ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉ炎
                ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉ炎
              ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉ炎
            ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉ炎
          ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉ炎
        ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉ炎
      ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉ炎
    ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉ炎


 湖畔付近では、水面に無数の突起が出来たと思うと、突然っ、一直線に見える生物に目掛けて
 水撃のレーザービームが放射されたっ!

 ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ
            ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ
     ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ
                     ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ

  ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ
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    ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ
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        ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ
                     ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ

 ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ
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   ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ
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 ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ
          ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ
    ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ
                 ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ


 更に、
             V ズバっ☆ V





                              -つづく-


第4-500話 ゆうすけの知能 -06 へ
 (それがいい)



  ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。

    また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。





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最終更新日  2021年09月24日 14時37分52秒
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