283277 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

■ ドラマ 永久の彼方へ

■ ドラマ 永久の彼方へ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2017年12月15日
XML
.

  ~
    ~

ゆうすけ
  「姉さんの話では、Spec-01 とほぼ同数と。 だから50,000体超えかな。」
[近衛軍長]チーラン
  「倍近く・・・」

[近衛軍長 補佐]スウラン
  「なぁゆうすけ。」
ゆうすけ
  「なに?」
[近衛軍長 補佐]スウラン
  「それ使って今、造ってるってことあるよね?」
ゆうすけ
  「おそらく。」
[近衛軍長]チーラン
  「あっ、ならそれを今壊せばいいんじゃないか?」
[竹林総元帥]チュウラン
  「そうだ、出来上がるのをこのまま指をくわえて待つことはない!」
ゆうすけ
  「確かにね。 ただかなり危険なんだよ。」
[神霊巫女]マーシャ(南 志津)
  「危険・・・というと?」
ゆうすけ
  「クローン製造装置、生命体を複写するシロモノ。
   もし、壊している過程で何かの拍子に壊しに行った者の皮膚の組織、髪の毛、血
   液などがその場に残り、壊したと思った機器が実はまだ稼働できる状態だったと
   する。
   その残してしまった者の体の一部に反応して、そいつの複製でも造られてしまっ
   たら・・・。 壊しに行った者がこういちや姉さんで、その複製が出来てしまうと
   ってこと・・・。」

[神霊巫女]マーシャ(南 志津)
  「なんと・・・」
[近衛軍長 補佐]スウラン
  「それやばい・・・」
ゆうすけ
  「それで勇み足だったんだけど・・・。 可能性のまた可能性で確率は低いけどね。

   考えていた懸念事項、他には、
   1.複数個所で製造していた場合。
    これだと一か所を叩いても、製造効率を落とすだけに過ぎない事。
   2.クローンの元、こいつを全て叩かないと、時間を掛ければまた発生しちまうっ
    て事。
   3.壊しに行くと、オレが装置を知っている事を気づかれてしまう事。

   まぁ一端おれが軟禁されていたあそこの機器を全部きっちりと壊す、
                                   ん~、
   これくらいはやってみっか、キッチリとぶっ壊しに。。」
[近衛軍長]チーラン
  「言ってみたものの・・・不安になってきた。」

ゆうすけ
  「西艶さんも居る事だし、策は練れてるよ。」
西艶 凌紀(さいえん りょうき)
  「私が・・・ですか?」
ゆうすけ
  「はい。」


  ~
    ~

 携帯が鳴った。 携帯電話♪ピポパポピ~ポポ♪

峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  『はいアル。 ・・・ うん
              ・・・うん  解った、すぐいくアル。』  ピッ

峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「ゆうすけに呼ばれた♪」
ゾルダ
  「おっ、早いな。 来たか。」(モグモグモグ。。)
峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「別件みたい。 私だけでいいらしいアル。」
ザウバー
  「別件か。 まぁ関係してんだろうがな。 行って来いや。」
峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「はいアル♪」
            V ズバっ☆ V

ゾルダ
  「忙しいなぁ。」
ザウバー
  「先を見越すからな、あいつは。地球がなくなったらうまい飯が食えなくなる。」


  ~
    ~

スペック-3戦闘員 キジュロ
  ( ジュリジュル、怪しいなぁ~、
    目的の娘の居所だって臭いがプンプンとしてきたぜ。 )

 目を輝かせ、岩壁の上方からトンコウに向かって飛び降りた。 スタっ彡

スペック-3戦闘員 キジュロ
  「おい、お前。」
トンコウ
  「ひぇぇ~」
 突然現れたキジュロに驚き、腰を抜かし倒れ込むトンコウ。

スペック-3戦闘員 キジュロ
  「お前、ここの者か?」  ( ギロっと睨む )
トンコウ
  「そ、そうですが・・・」
スペック-3戦闘員 キジュロ
  「こいつらやったのは・・・
              ん~、お前じゃなさそうだなぁ・・・。」
トンコウ
  「わ、私ではありません・・・」
スペック-3戦闘員 キジュロ
  「なにしてんだ?」
トンコウ
  「こ、ここの掃除と見張りに・・・」
スペック-3戦闘員 キジュロ
  「こいつらやったのは誰だ?」   ( 再びギロっと覗き込む )
トンコウ
  「し、知りません。私はただ言われてここに来ただけで・・・」
スペック-3戦闘員 キジュロ
  「そうか。 ふん まぁいい。
   おい、そこの扉を開けてもらおうか。」
トンコウ
  「で、出来ません・・・。」
スペック-3戦闘員 キジュロ
  「ん~?
       お前、死.ぬ.かぁ~?」
トンコウ
  「そ、それは困ります・・・」 ( 引き吊った顔でおたおたとしているだけだった )


  ~
    ~

            V ズバっ☆ V

 ゆうすけが捕らわれていた[福ノ島いわき市 龍場の滝]、
 その入り口を遠くから眺める位置、岩の上から、

ゆうすけ
  「さっき話した通り、一気に片づける。 ミカール、セルフィーが現れても目標物
   の除去を優先に。」
西艶 凌紀(さいえん りょうき)
  「承知した。  ( 返答後、眼下を見た )
   ここはありがたい事に、水が豊富にあるようだ。」

 視線が川に注がれ、そこにいた全員が心地よい流れる川のハーモニーにしばし酔いし
 れた。長年、川の水流で削られた浸食を受けた高さを見せる岩肌。川に沿って左右に
 その姿を露出しており、上流に位置するため付近には大きな単体の岩もたくさん姿を
 見せている。
 その岩肌水路上方には木々が覆い茂り、川を人目から避けるような光景だ。紅葉の時
 季になると、さぞ絶景であろうことが容易に想像できる。

 水路の上流に目をやると、高低差により落差はさほどでもないが滝を形成していた。
 滝の落ちる音と川の水流の音が、水路を形成する岩に反響して大自然の心地よさを感
 じる。

峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「入り口はあの岩の上の奥。 ( 指差す先は木々に覆われて直接目に出来ない。 )
   手前の木を退けるアル。」

 陽江(ようこう)が手を向けると、先程指差した方向の一部の木々が地面から引き抜
 かれる音を伴って宙を舞い、奥手に降ろされた。
         ズボズボズボ   彡ドサン

こういち
  「今、ミカール、セルフィーはここに居ないみたい。」
ゆうすけ
  「なら好都合。
   さぁやるよ。 タロも頼むね。」
タロ
  『Cuu!』

西艶 凌紀(さいえん りょうき)
  「では参る。」

 西艶 凌紀(さいえん りょうき)は両腕を胸の前でクロスさせ、そのまま頭上に掲げ
 片腕だけを頭の上で回し、そして後方から前へ振り下ろしたっ!
       『フンっ!』



 すると、川の水面が持ち上がり始めたかと思うと、一斉に洞窟入り口へとなだれこみ
 始めた!
   ゴォォォォォォ

 しばらくすると近場の水が僅かとなり、川の上流側 下流側からの二手から洞窟入り
 口に向かって宙を舞い、所狭しと言わんばかりの勢いで入り口に猛突進っ!

   ゴォォォォォォ
         ザッブゥゥゥン彡彡彡

 目前の川は既に川底が露呈しており、上流も下流もどんどん引っ張られるように送り
 込まれていく。     ザザザ ザッブゥゥゥン彡彡彡








                              -つづく-


第4-553話 破滅への動乱 -02 へ
 (はぁ・・・、そうではなく・・・)



  ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。

    また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。





 ● 第一章 1 話 へ
 ● 第二章 TOP へ
 ● 第三章 TOP へ
 ● 第四章 TOP へ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2020年11月16日 16時17分04秒
コメント(0) | コメントを書く
[第四章 4-481 ~ 560 話 ] カテゴリの最新記事


PR

カレンダー

フリーページ

カテゴリ

日記/記事の投稿

コメント新着

謎のドラマ作者@ Re:第242話 番号+1 番号振りがダブリました・・・ (^^|||
★ 謎のドラマ作者 ★@ Re:第4-490話 番号+1 番号振りがダブリました・・・ (^^|||
★ 謎のドラマ作者 ★@ 和恵よ。 和恵姉さん 「こういち! なんか言った?…

バックナンバー

2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月

お気に入りブログ

もうひとつのBMW E4… non☆☆★さん

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X